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ドレスコードの手引き ①

私がTAIFFANYで勤務していた時、お客様と一緒にパーティに出席するという機会が幾度となくありました。ラグジュアリーブランドでは各ブランド趣向を凝らし様々なイベントを顧客様にご用意しています。特に私はハイエンドのお客様を担当していたのでNYでのパーティに出席したこともありました。


パーティーに出席する際、お客様が最も気にされていたのは実はドレスコードです。それは何故かというと、一流の方ほど、自分だけでなく周りの空気感を見だすということを嫌がられるからです。

今日は皆さんが、これから自分の世界を広げていくために必要なドレスコードについてのお話をします。

ドレスコードというのは、自分自身が楽しむだけというのではなくホスト側の意図を汲んで他の来客者との格を合わせるためのもの。

つまり、周りの雰囲気を壊さないことが重要です。

不安な場合は、主催者に聞いてみることをオススメします。ちなみに欧米ではこのドレスコードは常識です。
ドレスコードを外すということは、周りの方への失礼にあたります。(例えば正式な場所で、品性のないミニスカートなどをチョイスした際には笑われるのはあなたではなく、あなたを呼んだ人ということになります)ご主人と一緒に海外に駐在される方や海外生活される方などはしっかり学ばれると良いでしょう。

Part①では、格上のパーティーシーンで設定されるドレスコードについてです。

*ブラックタイ/カクテルアタイア/

垢抜け感が重要です。

恐らく、このような内容にあたって『私には関係ない、遠い話』と思う方と、『わぁ、知らない世界(ウキウキ)』と思う方は二極化しますが、こういう時「私には関係ない」と思う方はどういう思考においても「自分には関係ない/自分には無理」という思考になりやすいです。

自分の未来を決めつけて、狭めるのは非常にもったいないです。
未来は幾分にも広がります。


ブラックタイ

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