先回は、体の中の気についてお伝えしました。そして、体の気は、体の中だけではなく、体のまわりにもめぐっています。

第２章レッスン１　気を触ってみる　にあるように、手のひらを体の外から体に向かって近づけてみてください。圧迫感を感じて、手が止まる場所があるはずです。それが、あなたの気がめぐっている場所です。　とあります。

午前の早い時間にお加持をしていて、３人くらい同じような気の滞りを感じて、経絡人形の同じ何箇所に針を打ったりめぐらせたりすることがあります。あー、今日はこういう日なんだと思います。その日の、天候や外の気のめぐりに影響されます。
また、家族などのうち、自分が調子が悪いときは娘のひとりも調子が悪いという、そんな方の話を聞いたこともあります。同じ気のめぐりにあるのではないかと思います。

私も、妹と気のめぐりが一緒なのかなと感じた時がありました。それは、以前私は、半年の間全身発疹を出していたことがあったのですが、ほとんど同じ時期に妹も同じように発疹を出していて、治癒した時期もひと月ずれくらいでした。妹と会うことはひと月に一度くらいで、同じようなものを食べていたわけでもなく、治療も私は漢方薬で、妹は西洋薬とそれぞれでした。

私は先生に漢方薬を処方してもらい、お加持はほんの少しの手助けだけでした。その漢方での気の動かし方は、また次の機会にお話ししたいと思います。