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お加持のレッスン、発疹アリガトウ続き

書籍の中では、発疹と精神的なもの(発散ができないなど)との関連について書きました。
精神的な刺激が思い当たらなくても発疹を出して、でもそれは何らかの原因で代謝が落ち、知らないうちにそれらの気を、体の中にためてしまったのではないかと、推測しました。

私の発疹は出してから治るまで5ヶ月ほどかかりましたが、漢方薬の気の発散剤を飲んでいた時期が長かったです。
最初は、代謝を上げる漢方薬を処方されて飲んでいました。
そのお薬は、うちの薬局に通われている方の多くがご存じの「真武湯」。
同時服用で、肺の働きを良くする「生脈散」。

病気は、ひとつの漢方薬だけで治せるわけではありません。それは、お加持でも同じです。
発疹が出ていても、代謝が落ちている時期があったり、気が満ちていて外に出せない時期があったり、いろいろです。
それゆえに、その時々に気をみて状態を推測し、気を動かしてゆくことが必要です。

そして、治癒少し前の時期は、ひどいかゆみで、もう止めてもらわないと3日と我慢ができないという時がありました。
今度は、先生は、体の悪血を取る漢方薬に変えてくださいました。
悪血のある時のかゆさというものは、こんなにひどいものだということを知りました。
体に悪血がある時は、気や水を動かす漢方薬は何も効かないと言われています。
お加持でも、いろいろな方法で悪血を取ってゆくことを考えます。

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