こんにちは！2年前に大手メーカーを退職し、世界を飛び回る海外ノマドになったあつみです。”ありのままの自分”を取り戻しに2023年6月にスペイン巡礼 ”カミーノ” に行ってきました。

当時の日記をベースにした33日間の振り返りnoteです🚶‍♀️

7月4日：フィステーラで一泊してお昼にサンティアゴへ戻ってきました。ランチして街をぷらぷらしたり。何してたか覚えてないけど、夜ご飯食べて気づいたらもう夜の22時。アルベルゲの部屋に私1人だったので旅を振り返る話をしました。

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前回の記事はこちら

7:30起床！部屋から朝日

日が落ちるのが遅ければ、日が昇るのも遅い。
おはようございます。
昨日は2時くらいまで飲んで話してましたが、意外と早起きしました。

フィステーラからサンティアゴへ帰るバスも事前に予約済みなので、時間に合わせてバス停へ。

帰りも3時間くらい爆睡。

サンティアゴに戻ってきました！

この日も教会前の広場にはゴールする人、ゴールを待つ人の出会いがたくさん。

お腹すいたので近くのカフェでご飯。よくみたらTOKIOというお店でした。メニューは洋食だったけどw

サングリアが甘くて美味しいということに気づいて、今日もサングリアを注文。そしてメインはキノコリゾット。これ美味しかった！！！

皿の周りにチョコかかってんのかなって思ったけど、ビネガーでした笑

毎日何をして過ごしているのか、、あっという間に夜になるんですよね。いつも不思議。街をぷらぷら散策したり、お土産見たり。

今日の宿：Albergue Alda O Fogar de Teodomiro

ゴールした日と同じ宿を予約。ここは広場からも比較的近いし19ユーロだしでリーズナブルなチョイス。一緒にフィステーラいったジナとジェイも同じ宿にしました。

タパスレストラン

ジナと同じアルベルゲだったので夜一緒にご飯行きました。ジナと一緒に歩いたことある人も一緒に。

Tapas Petiscos Do Cardeal

スペインは何を食べても大体美味しい。このレストランも全部美味しかった。

Crema de Orujo飲んでみる？と聞かれて強いお酒なのかなと思っていらないって言ってたんだけど、ぺろっと舐めるとカルーアミルクみたいで甘くて美味しい。

ガリシア地方の蒸留酒でクリームとブランデーが合わさったものだとか。美味しかったです！

アルベルゲで旅を振り返ってみる

フィステーラにみんなと一緒にいけたのが本当に嬉しいなと感じていました。フランス人の道で歩けなくなってすごく悔しかった気持ちが報われました。こうやって歩いていくうちに仲間が増えて一緒に歩いたり話したりするのをずっとやりたかったから、最後にこんなきれいな形で叶ったのが奇跡だなと！

まあでも奇跡っていうより、そうなる運命だったんだろうなという考え方もある。歩けなくなったからポルトガルの道を歩く経験ができて、ゴールする日程がジョンと一緒になったってことだからね。

現在・過去・未来を行き来できる道

時には高校生くらいのグループに混じって歩いてみたり、時には70代のご夫婦と話してみたり。いろんな世代の人と歩くことでなんだか追体験している気分になります。

もう矢印がなくなる

30日間ずっと黄色い矢印を探して歩いてきたのですが、明日からそんな生活も終わるんですよね。ゴールが明示されてるから迷っても歩き続けられる。でもこの先の人生には矢印は当然ない。

矢印欲しいわ〜〜。

こっちですよー！っていうのが明確にわかるようなものが欲しい。

それは自分で作っていくしかないんだけど、カミーノのゴールがサンティアゴであるように、自分の人生のゴールとか当面の目標とかを「これ」と定めること。定めてそこに向かう矢印を見つけること。

そんなことを思いました。

多分また来ると思う

いつになるかわからないけど、多分またサンティアゴに行ったり、カミーノを歩いたりするんだろうな。
また来るときは1人じゃなくて誰かと、それがパートナーとか子供と一緒とかだったら楽しいそうだな。

初めて行く場所でも1度行くと勝手ながら自分の中で「馴染み感」が出てくるので、日本に帰りたくないなと思うよりもまたくればいいかと思う方が強い。今回も行動範囲が広がったし、新しく海外の友達ができたし。

カミーノの記録は残しておいてよかった

↑このリールは33日間をギュッとまとめた冒険の記録です。

どんな道になるのかドキドキしながら歩き始めたフランス人の道。歩き始めてすぐに風邪ひいて足痛くなって休まざるを得なくなって、悔しい思いをしてテンションが上がりきらず。それでも一旦ゴールすることで多少は気が晴れた。そんな様子を毎日画像や動画、音声で残しておいてすごくよかった。

見返していてこの時しんどかったなとか、声元気ないwとかその時の感情が詰まっている。これから歩く人たちにも記録残しておくことをお勧め。

動画は初め恥ずかしいかも知れないけど、誰に見せるものでもないので自分用にとっておけばいい。巡礼者は毎日日記をつけてる人もよく見かけました。書くのもいいと思う。途中で日記用の小さなノートを買ったりもしたんだけど、書くのがだんだんめんどくさくなって、しゃべった方が楽だとstand.fmに移行しました。

あとは毎日インスタのリールでハイライトとして動画をつないで残したのもよかった。これは初日からやっておけばよかったなと。

自分の感情を収めるのと同時に、広大で豊かな自然の風景を記録しておくのも良かった。とにかく広い。どこまでも続く道をひたすら歩き続ける、後ろを振り返ることなく確実に一歩一歩前に。

毎日濃い経験なのに、30日も歩いていると1つ1つ覚えてらんないのよね。記憶が常に塗り替えられていくし、今から過去を振り返って意味づけを変えることもある。だから、その日その時点での気持ちっていうのはその時残さないとなんだよね。

人に囲まれるのは自分の特性だと思った

会社ではあまり敵を作らない、誰からも好かれると言われることが多かったのですが、それは世界においても同じなんだなと。

「感じがいい」と思ってもらえてるんだと思う。
そもそもいい人しかいないし、オープンマインドの人が多いので交流することへのハードルは低いのだけど、自然とみんなの輪の中に入っていけるのはきっと私の才能なんだと思う。

国によって文化が違うことも多いけど、本質的なコミュニケーションや感情の喜怒哀楽は世界共通、ってか人間みんな一緒なんだろうな〜とまで思いました。

仕事との向き合い方も少しずつ変化

歩くのに専念したいのに仕事もしなくちゃいけない。なんで仕事持ってきたんだろう。。。とか思って嫌々PCを開いたりもしましたが、後半になるに従って仕事も歩くも両立する！それが私のやり方！と受け入れられるようにもなった。

歩きに専念した方が得るものが大きいのかも知れない。デジタルデトックス的に歩く人もいると思う。けど、私は両立がしたかった。

普通の人がやらないような、常識をひっくり返すようなことをしたいという気持ち。もちろん歩いてる人の中には同じように仕事しながらの人はいると思うよ。でも少ない。海外ノマドになったからにはと思ったりもしてたと思う。

まあ、結果1ヶ月ちゃんと仕事はやりきり、こんなに歩いているのにちゃんと稼いだ。時間が限られているからこそ優先順位をつけてどうしてもやらないといけないことだけやるみたいに効率的だったと思う。それがないとだらだらPCに向き合うみたいな時間も多くなるんだよね。

仕事しながらカミーノを歩くことはできます。
やりたいかどうかは自分次第だけどね。私にとってはそれが証明できて満足なのです。

自分の当たり前はクレイジーだったりもする

フランス人の道800km歩き切った人はすごいな〜と他人事としてリスペクトしていたのですが、そういう私もフランス人の道スキップしたとはいえ100km以上は歩いていて、さらにポルトガルの道を歩き始めるなんて、クレイジーだよって人から言われて気づく。

私としては歩けなかった分、時間もあるしもうちょっと歩きたいという気持ちだったのだけど、このフットワークの軽さややりきろうとする力は強みなんだね。

面白い体験が好きすぎて、迷ったら面白い方、人に話したくなる方を選ぶというのが滲み出てしまうんだな〜と。

みんなに支えられて歩くことができました

歩いている間毎日noteのメンバーシップで日記や音声を共有してました。
メンバーシップに参加してもらいいいねやコメントをもらってすごく勇気をもらったし、応援してもらえたことで孤独にならずに歩けたなと。

この振り返りnoteを読んでくださる人もありがとうございます。

カミーノの時間がこのまま続けばいいのにな〜って思います。歩くのはしんどいので歩きたいかと言われると微妙なんだけど、苦も楽もひっくるめてカミーノだからこれで終わるのは寂しいな。

とはいえ、歩きながらも考えてたけどカミーノは日常に戻っても探せばそういう世界や人とのつながりはあるんだろうし探さないとだなと。

今日もお疲れ様でした！！

＞＞次回、サンティアゴ滞在最終日。どんな1日が待っているでしょうか。

最後までお読みくださりありがとうございます！

★ありのままの自分でカミーノを歩く🥾マガジンにまとめています
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★あつみのプロフィール
新卒から13年働いたトヨタ自動車を退職して海外ノマド（フリーランス）に。法人のマーケティングコンサルティングや海外ノマド体験プログラム『ノマドニア』の運営スタッフなどをしています。
大企業にいた経験やスキルを言語化して価値を見出すべく「#大企業スキル勉強会」主宰。
思わず誰かに話したくなる面白い経験が好きで、会社員しながら月イチで海外に行ったり、退職する際にコロナ禍3ヶ月海外行ったりして、旅レポを書いています。直近はスペイン巡礼”カミーノ”33日間の体験をnoteで振り返り中です。

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