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VERYの「見出し」をまとめ続けて”気づいた”こと

なぜ私たちは「VERY」に惹かれるのか?
子供がいなくても誌面を飾る洋服が買えなくても、何故だかVERYは読んでしまう。そんな女性って少なくないはずです。読む価値を安定品質で提供している雑誌。

言うなれば、時代を牽引する”圧倒的存在感”を放つ女性誌
レガシーメディアで、表現の打ち手が限られている雑誌において、どんな時でも輝いてみえるのはなぜなのでしょう…。

最所さんもたくさんVERYについて発信されていて、この多角的に分析されていますが、個人的にすごいなーーと感じているのが「VERYの言葉力」です

▶VERYの「キャッチコピー錬金術」は、全noteユーザー必読級。

VERYのキャッチコピーに既定路線は存在せず、言語化しにくい「感覚・気分・雰囲気」な女ゴコロを的確に日本語に昇華してくれています。

そのスキルは、個々の想いを伝えるプラットフォームのnoteユーザーならば、全員必読なんじゃない?と思ってしまうレベル。
女性に限らず、非ターゲット層の方もぜひ一度音読してほしい。でもなかなか手に取るのは…と思うので(ここは私が!満を持して!)見出しをテキスト化させていただきました。

それでは行ってみましょう!

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▶まずは、シャワーのように、VERYの見出し35連発。

品よく女っぽい人たちのオシャレの秘密VERY世代は 可愛い=女っぽいと解釈します!
結局、誰が買い物賢者か? 
ママこそ、週3”白”を着よう!
“王道きちんとは照れちゃう…”派のためのド定番キレイめ講座
平成が作った ママ的オシャレ価値観 
平日の普段着に、ちょっとだけアウトドアの味付けを
作り置きも体力も尽きかけ心折れそうな週半ばは、1点レスキュー働くママの、木曜日に負けない服
この時代にお母さんになれて、よかった!
リーマム、復職一週間セット考えました!
思考停止の朝ほど本領発揮。ご多忙ママの味方です冬こそ、ロングニットワンピで時短ドラマチックしよう
パールのオシャレを楽しめるのって、30代の特権です!
寝坊した!子供がグズった!そんな毎日のバタバタを救済します思考ストップな朝のレスキューオシャレ 
母らしさは2割でいいんじゃない?好きな服を着て楽しそうなママが、結局一番素敵に見える! 
”服より美容派ママ”のお小遣いの使い方
VERYが、あなたの細かすぎる探し物してきました!
キャンプしてなさそうなVERYママたちがキャンプしてるこの時代について、語ろう!
思考ストップな朝のレスキューオシャレ
平成が作ったママ的オシャレ価値観 
いくらでもゆるくなれちゃう今だからこそ...「らくちんオシャレ全盛時代の“キレイ”って?」 
海と山と街と、オシャレの距離が近づいている!? 
トマト、ブロッコリー、卵のスパイラルから抜け出せるお弁当の”彩り”一行レシピ 
好きなものは好き! だから何回でも着たくなる買い足し基準は「週3だって着たい服」
オシャレもおうちのハンサムな人の、毎日使いのスタメン皿 
平日15時からでも楽しめる、お迎え帰りのお出かけアイデア 
2017年夏版 ワンツーコーデのカラー見本帳30
”オシャレな人”はみーんな"shiro”現象
都会派アスレジャーママ、増えてます!
人気料理研究家3人 夏の和え麺アイディア
早朝派のアクティブママ急増中
エンフォルドで母になり、ドゥーズィエムで私になる!
”ワンパターンこそ最強”説
ママのライフステージは、時計とクルマに現れる!
「おうち外交」ファッション、今年の正解 
子育て中を言い訳にしないオシャレ、できてる? 
結局、着痩せ力にお金を払う!


▶発見1:カタカナと漢字、ひらがなの配置。と、”違和感”を作る言葉選び。

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これは雑誌編集なら当然の「いろは」だと思いますが、視認性を高めるために「カタカナと漢字、ひらがな」のバランスをケアしている点に、雑誌としてのプロフェッショナルを感じます。

またVERYらしさを創出している要因とも言えますが「現象」や「平成」「時代」「価値観」「賢者」というキーワードも確認できます。トレンドが◯◯◯、伝えるのではなく、これが今の空気感であることを強い言葉で補強しているように受け取れます。

▶発見2:果敢に造語を量産している。

リーマム、レスキューオシャレ、時短ドラマチック、おうち外交…などVERY発信の造語はもはやお家芸レベル。
一番恐れるべきことが「飽き」、既視感なのであれば、新語をつくってトレンド感を付与しているのかなと。
それってすごく頭がいいし、なかなかやり抜くことってできないなと思います。プロ力にため息…。

▶発見3:ネタの粒度。「平成のママ像」から「木曜日に負けない服」まで。

他誌なら「今っぽい服」で終わってしまいそうなファッション特集も、VERYでは平成のママ像として扱ったり、具体性を添えて木曜日に着たい服とフォーカスしてみたり。
この抽象と具体というか、ネタの粒度の差分に私たちは惹きつけられているのかもしれません。

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▶トレンドは、70%「キャッチコピー力」である。

ちょっとたとえが古いんだけど、トレンドものってだいたい過去のリバイバルだったりします。

「塩レモン」:昔で言う「レモンの塩漬け」
「ジャーサラダ」:昔で言う「サラダの瓶詰め」
「スキレット」:昔で言う「鉄フライパン」

同じメニューやレシピだけど、キャッチコピーで流行るかどうかも決まります。

だからこそ、コピーセンスは大事。
VERYを音読して、キャッチコピーの体幹を鍛えていきたいと思います。日々精進あるのみ!

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渥美まいこ/食トレンド研究

フードプロデューサー/家庭料理ジャーナリスト 1986年生まれ。食トレンドをマーケティング、社会学、心理学あたりから観察して提案する楽しい仕事をしています。 ベトナム料理が大好きです。

次世代を幸せに生きるためのnote

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コメント2件

ありがとうございます、勉強させて頂きます♪
あくまで個人の好みだと思うのですが、そのキャッチコピーの「強さ」が煩く感じられてしまい、ここ何年かは手に取る事もなくなってしまいました…昔は好きで、毎号チェックしていた時期もあったのですが。
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