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【活動報告VOL.2】美味しい観察@イオン 多摩平の森

こんにちは!

今回もコルクラボのフィールドワークを主とする部活「美味しい観察」の活動の一環として、豊田にあるイオンモール 多摩平の森に行ってきましたので、そのお話を書きたいと思います。

いや〜それにしても今回は遠かった(笑)
家から一時間半以上、片道約1000円かかっちゃいましたよ。
普段なら絶対に訪れない場所ですね、豊田。

しかし、だからこそ分かったこともありました。
新宿に出るまで約30分、立川と八王子の間くらいにあるこの場所に訪れる人たちのことについて、今回は書いていきます。

【ここは地元のモールに似てる】

ここのイオンモールを歩いて感じたことは、「ここ、地元にあるモールと似てるな」ということでした。雰囲気だったり子供連れが多い感じや店構えなんかも、歩いていてとても親近感を感じるものがありました。

その理由はなんなのだろうと考えたのですが、その場では分かりませんでした。しかし、フィールドワークを終えた後で他のメンバーの話を聞いて、納得がいきました。

つまり、その理由はというと「なんとなくここに来ている」という感じをイオンにいる人たちから感じるからでした。

決してつまらないわけではない。楽しめていないわけでもない。ただ、ここがベストだとは決して思わない。

みんなそこそこの娯楽でそこそこの快楽を得て、そこそこ満足する。それがここの人たちから感じる雰囲気でした。

なぜそのようになるのかという理由を考えた時、地元のモールを思い出して、ある仮説が自分の中に立ちました。

その仮説とは、「都心に出るのは面倒だけど、家にいるのも嫌だし休みをちょっとでも有意義に過ごしたい」という考えから選ばれるお出かけ先の1つがこのイオンなのだ、というものです。

自分の地元でも、休日になるとこのイオンのように大勢の地元の人たちがモールを訪れます。そこで大抵の人はウィンドウショッピングや映画館に行って映画鑑賞を楽しんだり、フードコートや料理店で料理を食べたりしています。

そこの人たちは、大抵どこに行きたいという目的はないものの、なんとなく時間を潰せる場所が欲しいという理由や、都心に出るのは面倒なんだけど、なんとなくちょっとお出かけしたいなと感じたから来たという理由が多いです。

貴重な日曜日。
何か特別なことをして有意義に過ごしたいという欲はあるものの、なんとなくやる気が起こらない。車を長時間走らせるとか、長時間電車に揺られるとか、そういう疲れることはしたくない。そんな人たちが自分の中の欲望に妥協した結果訪れる場所。それが自分の地元のモールであります。恐らく、ここイオンも同じなのではないでしょうか。

つまり、ベストではないものの、そこそこ買い物を楽しんで、そこそこ内部を探索して、そこそこゲームセンターで遊んだりフードコートでごはんを食べたりして楽しむ。それが多摩平の森なのでしょう。

ただ、やっぱり満足できてるわけではないので、つい他のものと比べたがってしまうのだと思います。サムネイルにしたのはスーパーのところにあったご意見ボードなのですが、結構色んな苦情が書いてあります。

その中に、他店のサービスと比べている人がいました。そこそこの満足なので、きっかけさえあれば他と比べてダメなところに目をつけ文句を言ってしまう。

もっと満足したいという欲求を掻き立てられるのでしょう。ちょっときつめに言ってしまうのはそのせいなのかもしれません。

そこそこの幸せと満足感を得る場所、それがここイオン多摩平の森である、という一つの仮説を今回のフィールドワークで得ました。

今回も、色々勉強になる視点を身に付けることができてよかったです。

【余談】

個人的には、今回、フィールドワークそっちのけでクレーンゲームに飛びつき夢中になってしまったという反省があります。(笑)

昔からどうしてもクレーンゲームに目がなくて、取れそうな景品を見つけるとすぐさまチャレンジしたくなってしまいます。

結局、獲得するのに1500円以上、一時間ほど使ってしまい、まさに「戦に勝って勝負に負ける」という状態になってしまいました……

次回以降、取れそうなクレーンゲームの景品を見かけても、別の目的がある時はプレイしないよう、気をつけていこうと思います。……なるべく、なんですけどね笑。

#フィールドワーク
#おいしい観察
#イオン
#ゲームセンター




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