転職のお知らせ

自分でも驚きですが、約1年半の在籍で株式会社デルフィスを7/15付けで退職いたします。前職への出戻りでもなく、有り難いことに、再度ご縁があり、不動産に関わるプランナー職として、次の職場は決まっています。
仲良い方や大切な方々には、すでにお伝えしておりますが、改めてこちらにご報告させていただきます。

なにかと文句の多い私ですが(笑)、特に会社に不満はなく(前から比べれば格段に良い環境でした)、会社の方々も優しく真面目で、中途採用も多いので、馴染みやすく居心地は良かったです。何より良い会社にしよう!前に進もう!という雰囲気があり、前職の際に求めていた「会社としての意思」があり、組織たる仕組みや社員としてのあり方も信念もある。働き方を支えるテクノロジーも整備され、おそらく代理店の中では先進的な部類に入ると思います。
そうした中に、尊敬出来る方々にも出会えました。これもまた前職から考えると嬉しい出来事です。

業務では、今まで経験したことのないシステム開発やコンテンツ制作、ブランドなどに携わることができ、とても勉強になりました。一番学んだことは「トヨタ流」。短期間でとにかく作る(要件化されていないものを要件にするところから関わり、予算が下りたら猛ダッシュ)ことと、予算や作るものに「そもそも」がいつも付く。「そもそも、何を作るんだっけ?」「そもそも、予算こんなにいるの?」などなど・・・文化ですね。
そういったスタンスでやってきたからこそ、日本一のクルマメーカーとしてあるのだなと感じられた次第です。良い経験でした。

ただ、私の求める業務内容ではなかった、のが今回の理由の一つです。現在の環境の中で携われるメーカーの状況や、Maasや街作りへの関与度やスピード感を考えると、数年歳月がかかるだろうことに、40歳を過ぎた私は「待ちきれない」と判断をしました。また、70歳過ぎても仕事を任せてもらえる人になるには?という自分の目標と照らし合わせて考えると、営業職ではなく企画職にやはり居たいと思い直した次第です。

名古屋メーカーのハウスAGですから、名古屋勤務も打診されていましたが、家庭の事情もあり東京を離れることを受け入れられずもありました。ということは、やはり出世にも不利になるだろう、という判断もありました。

妻からは「次はフラフラせず骨を埋める覚悟で挑めよ!」と、有り難いお言葉をいただきました笑 周りから見れば、短期間の移籍はリスクに映るのだろうと思います。
思えば、トヨタ文化は、リクルート文化とも共通意識や言語も似ているところがあり、私としては比較的すんなりとデルフィスに馴染めたのは、妻のおかげかなとも思っています。

と、書きつつ、結局は10数年やってきた不動産の仕事や、その周りの人たち、環境の中で仕事がしたいだけなのだと思います。日常で興味があること、学びたいと思うことがずっとそれでしたから、人は急には変われないのかも。
無い物ねだりです。

いただいた新たなチャンスに乗り、期待に応えるべく新天地でも努力していきます。本日が最終日、16日より新会社です。

御覧いただき有難うございました。

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