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『AIハウツーアプリ』のポテンシャル

 日経電子版の記事【マースジャパン 子猫育てをナビするアプリ】は、音声AIを使った「子猫を初めて飼い始める飼い主向けの支援アプリ」に関するリポートです。へえ~、こんなのあるんだ、と思いを巡らしているうちに、AIを使ったハウツー物『AIハウツーアプリ』というサービスには大きなポテンシャルがあるのではないかと思えてきました。



 例えば園芸で花を育てるような場合に、どんなアプリが考えられるでしょうか?基本的な機能としては、写真や会話などでのやり取りを通して、植物の生長段階に応じた育て方をアドバイスしてくれるようなアプリです――

▶園芸の『AIハウツーアプリ』のイメージ

プロダクト・・・園芸の実用書・・・・・・・・・・AIアプリ・・・・・・・・・園芸教室

価格帯・・・・・・・安い~中位・・・・・・・・・・・無料~中位?・・・・・・・・・?
               (広告あり)

Q&A・・・・・・・・予め想定したもの・・・・・AIが幅広く回答・・・・講師が回答
     (限定的。基本的には  (いつでもOK) (教室で)
      自分で調べる。)

双方向性・・・・・・・・・なし・・・・・・・・・・写真・会話などで・・・・・・・対面
                 やりとり   (他の生徒もいる
                         ので限界があり)

相談内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・①肥料のやり方・・・・・・・・・(同左)
                ②水のやり方
                ③葉が病気になった時
                ④鉢替えのタイミング
                ⑤虫が付いた時の対応
                      など

その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・園芸関係のECサイトとの連携
                       など



 こうしてみると、『AIハウツーアプリ』は、いつでもどこでも気軽に、ユーザーの進捗状況に応じてマンツーマンでアドバイスしてくれる、類稀なハウツーのツールであると言えそうです。スマホの写真と会話でのやり取りなどの精度が向上し、どんどん進化していくというポテンシャルもありそうです。実用化への課題さえクリアできれば、アプリ単体で、あるいは、実用書の付録などとしても可能性が大きいのではないでしょうか。


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