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プログラミングは中学生までに向き不向きを知ることが大切

高校でも必修科目となり、2024年度の大学試験からは必ず出題されるプログラミング。中学生以下のお子様がいる人はどうすれば良いのか悩みの種でしょう。

私はお子様向けにプログラミング教材のデモンストレーションや、高専出身でプログラミング科目を履修した経験があります。今回は少し詳しい立場から、プログラミングにおいて中学生までに行ったほうが良いことを紹介します。

プログラミングの向き不向きを知る

まずはお子様のプログラミングへの向き不向きを知ること。プログラミングは向き不向きが極端で分かりやすいです。向いているお子様には深く学びの機会を提供し、向いていないお子様は受験対策のみをおすすめします。

プログラミングの向き不向きの知り方

プログラミングの向き不向きを知るには、プログラミングについて楽しく勉強する機会を作ることが大切です。向いていたとしても学びの場が楽しくなければ、機会損失となってしまいます。

プログラミングを楽しく勉強するには、以下2点をおすすめします。

  1. プログラミング教室の体験会に参加する

  2. 教材を使って身近な人が教える

1のプログラミング教室の体験会に参加することを1番おすすめします。なぜなら、お子様を楽しませつつプログラミングを学べる場が整っているからです。体験会に参加すれば、お子様のプラグラミングへの向き不向きがすぐにわかります

2はプログラミングの素養がある人が教える場合は有効です。おすすめの教材はマインクラフトの統合版(PC)Scratch(スクラッチ)などがあります。マインクラフトはロボットを使って3次元のプログラミングが可能。Scratchは2次元のキャラクターを動かすことで楽しく手軽に学べます。
※教材の立ち上げ方法や使い方は、趣旨と異なるのでここでは割愛します。

プログラミングを教えるうえで大切なこと

プログラミングを教えるうえで大切なことは以下2点です。

  1. がんばったら何ができるようになるかを楽しく伝える

  2. 難しいコーディングではなく、プログラミングの仕組みや考え方を教える

プログラミングをしたら何ができるようになるのか?お子様がワクワクする結果を先に共有することが大切です。「楽しさ」をベースにしつつ教えましょう。

またいきなりコーディング(英数字でコードを書くこと)をするのは困難で、お子様がプログラミングに嫌悪感を抱いてしまいます。まずはプログラミングの仕組みや考え方(上から順番に実行される・繰り返し処理・if文の活用など)を教材を使って教えましょう。中学生までであれば仕組みを知るだけでも十分です。

ゴールを理解したうえでプログラミングの仕組みに興味を持ったら、そのお子様はプログラミングに向いています。

学校教育の整備はまだ先

学校にもよりますが、プログラミングの教育体制が整っていない小・中学校・高校が多いです。現在は先生方が頑張って勉強中。よって高校や大学受験に向けて動きたいのであればご家庭内の判断や努力が必要なのが現状です。

まとめ

まずはプログラミング教室の体験会に行って、早い段階での向き不向きの見極めを。勉強内容は難しいものを選ばず、プログラミングの仕組みや考え方を楽しく教えましょう。

政府からの指示は出ていますが、学校では教育体制が整っていない場合があります。ご家庭内でも教育体制を理解し、対策に向けての判断や行動をおすすめします。

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