雀荘店の基本
リアル麻雀で育った自分は、少子高齢化や経済的縮小そして娯楽の多様化やオンライン化でリアル麻雀店が減ることが非常に悲しい。
特に気軽に遊べるオンレ店は、自分が生きている間はどんな店舗でも頑張って営業していて欲しいと思ってしまう。
昭和時代から今に至るまで、自称日本一を語る自分の麻雀感は全て様々なオンレ店から学んで身につけたので、4人の漢が競うオンレ道は残して欲しい。
色々と光熱費や物価が上がり、庶民が利用できる娯楽費も縮小していく中、雀荘店を維持して、店舗を綺麗に維持している経営者とスタッフには常に頭が下がる。
老婆心ながら、雀荘の基本について語らせて欲しい。オンレ・ノーレート関わらず麻雀店の基本は、洗牌(センパイ)です。
私は感染症が流行する前の時代から、べと付いた牌を触るのが嫌いだ。理由は以下となる。
生理的に気持ち悪い。
衛生的な問題
撹拌率の低下
超絶美人な雀士3名を相手にいて、聖汗水だとしてもべたつくと不快を感じる。男性でさえ不快に感じるのだから、女性の立場からしてみればオッサン達の手汗にビタついた牌など気持ち悪くてしょうがないと感じるだろう。
この辺りに、リアル麻雀に女性の来客が少ない一因になっていると思う。
更に、この生理的・衛生的な不快さを継続的にやっていると、段々と自分がみじめに感じてしまうのだ。俺って牌交換さえできない場末の雀荘で、何で打っているんだろうという気持ちになっていく。
これが、新台のAMOS REXX Ⅲが導入され、新品の牌そして洗牌が徹底されていると、逆に遊戯した時間の満足度を感じ、例えオンレでタコ負けしても清々しい気持ちで帰れる。
洗牌は重要です。
また、撹拌率の観点から語らせて頂くと、ベタついた牌は初期手牌から意味のある形を形成しやすく、ゲーム性が完全な手牌勝負となる。多くの雀荘で、おっちゃん達が強く盲牌している理由の1つには、牌を汗でべたつかせると手牌が良くなると思っている方も多いだろう。
そして、過去色々なオンレ店に出入りした事が有るが、メンバーの多くが生活がかかっており、顧客から麻雀で勝って稼ぐ事がメインになり過ぎていて、洗牌や店内の掃除を怠っている方を多くみかける。
君のやるべき事は、洗牌や店内の掃除なのに、卓廻しを理由にメンバーが大勢いるのにも卓入りしてしまう。勿論、メンバー側としてはある程度メンバーが卓に入って麻雀をマネジメントする事で、客のコミュニケーションの潤滑油になっていたり、卓割れのリスクを回避しているのは理解できるのだが、動機付けとしては給料を上げたいのが大きい理由だろう。
洗牌や店内の掃除を徹底して、地域で綺麗な店舗No.1を目指すだけでも付加価値が凄いんや。でも、それをできてる店舗って本当に少ないのよ。
洗牌や店内の掃除をしても、ゲーム代直接増える訳ではないから。だから疎かになり易いんだけど、一番大切なのよ。
もし、雀荘店でどうにか改善して良くしたいと思うお店があれば、新しい牌を導入したり洗牌の回数を増やしてみて下さい。
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