見出し画像

囲碁普及大作戦-10級指導員

日本囲碁界を盛り立てるアイディアをnoteに残す第4回目の作戦は、「10級指導員」を育てろ!

第1回 囲碁人全員が心を1つにして、10級までの入門コースは無料

第2回 小口スポンサーが乗り易い仕組みづくりを構築する。

番外編 囲碁は信頼関係とコミュニケーション

第3回 囲碁の前におもてなし

囲碁普及大作戦も今回で4回目となります。
前回のnote「囲碁界とZ世代」では、「大衆の娯楽」を大切にし、囲碁を知らない方々にお茶でも提供して、囲碁のある空間で世間話をして、囲碁人全員が未経験者におもてなしの心で接する事が大切であるという主旨を挙げさせて頂きました。

1.囲碁棋士と囲碁指導員の間違い

井山先生、一力先生、芝野先生に代表される棋士に憧れたり、ヒカルの碁で胸が熱くなり囲碁に興味をもってくれている方々は、現在の
・日本棋院-各講座・教室
・プロ棋士の入門教室
・洪道場
・アマチュアの囲碁インストラクターの教室
の何れかに評判や色々調査すれば、良い教室は山ほどあります。
年齢問わず誰でも、どこの教室に行ってもある一定の水準を超えていると思います。

違うのです。

2.気軽に遊べる

上記囲碁教室では、囲碁をちょっと上手くなりたい勉強したい人達には、非常に向いています。

但し、囲碁を全く知らない人が、「ちょっと興味本位で遊びたい」という軽い気持ちの人が都内の囲碁施設に行くと少し重たいコミュニケーションを取られているケースが多いと感じます。

この感覚が理解できますでしょうか?

小学校の頃に学校の将棋盤を出して「将棋」やろうぜ、トランプを出して「ババ抜き」やろうぜという感覚に近い感覚でしょうか。
その瞬間に学校の先生が急に「将棋三段の私がお教えしよう」と言ってくる感覚に近いでしょう。

ここに前記載の囲碁関係者が、
・囲碁やりたいの?
・師範代の私がお教えしましょう
・当教室の囲碁入門は、1講座○○〇〇円で毎週金曜日18時より

全て重たいんです。

小学校の気の良い友達が「囲碁って面白いんだぜ、機会が有る時やってみたらいいよ。」と言う位の軽い気持ちが良いんです!

囲碁を全く知らない人が萎縮しない程度の気の良い
・お兄さん、お姉さん
・おじさん、おばさん
・お爺さん、お婆さん
が最初のルールの知らない1局を時間を掛けずに褒めちぎりながら笑顔で接しされる普及員が必要なんです。

強くなくていいんです。アマチュア5級~初段位でいいんです。

相手の気持ちを機微感じ取れて相手の目線を理解できる人が、1局ルールを知らないで自由に置く囲碁をおもてなしの気持ちを大切にして、お時間頂き有難う御座います。と未経験者に頭を下げられる人がいいんです。

ここが一番重要

私は、多くの囲碁インストラクターと棋士の方を知っているが、大学教授型が多すぎます。もっとサービス精神旺盛で遊び心を理解した接し易い人達が入門を教えるべきです。

即ち、アマチュア入門指導員をどんどん増やすべきです。

3.アマチュア入門指導員を増やす

囲碁は今まで特定のプロ棋士、囲碁インストラクターが囲碁講座で飯を食うために「教室」「講座」「先生」という形式を踏襲してきました。

最初の1歩のお試しを気軽Playできる場所が多く欲しいんです。

社会人になるとプライドが多い人も増えてくるので、対戦相手が囲碁の強い子供や囲碁の強い先生では駄目なんです。
社会人のお兄さん、お姉さん、おじさん、おばさんがド素人の最初の1局をコミュケーションを取りながら楽しんでくれる人が好ましいのです。

日本棋院だけではできません。
囲碁のインストラクターだけでもできません。
碁会所だけでもできません。

皆で少し緩い空間づくりを意図的に作れると未経験者がフワッとお茶でも飲みに来てくれるようにすることが一番大切です。

まずは、都内の碁会所を棋士と社会人有志で見学して、「初めの遊びの1局」に適した碁会所・人を見出したり増やす事が最も大切です。

もしかしたら、個人経営されている喫茶店と連携して「アマチュア囲碁普及員」と九路盤セット1つを店の片隅に置かせて貰う活動をするのもありかも知れない。

最初の1局をフワッと体験できる空間・コミュニケーション作りを意識しよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?