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アトピーと食事の趣向

「甘いものを食べると痒くなる」「辛いものが好き」「冷たいものをよく食べてしまう」そんなことはありませんか?もしかしたら、それは趣向ではなく、体のサインとして出ている反応の場合かもしれません。そんなときは、意識や根性ではその欲を止めることができません。

なぜなら、その欲する感覚は、体の状態を変えるための代償として起きているからです。つまりは、その反応を起こす根っこを変えなければならないのです。反対に言えば、食べることを変えるのではなく、食べたくなる理由に対して着目して対処することで、食事自体を変える方法以外に体の不調をコントロールすることができるようになります。

それでは、解説させていただきます。

なぜ、甘いものを食べるのか?

甘いものを欲するのは、体が緊張しているときに起こりやすいです。では、その緊張は、どこからきたのでしょうか?それは3つあります。

・慢性的な炎症がある
・カンジダ菌が繁殖している
・交感神経が優位

慢性的な炎症があるときに、人は手負いの動物と同じで、気が張ってしまいます。しかし、慢性的な炎症は、痛みをともわないことが多いので、自覚症状としては乏しいです。なので、自分が慢性的な炎症があるかどうかがわかっていないことが多いです。

そのため、趣向として甘いものが好きという方が多いです。そんな時は、体の緊張している部分に着目してみましょう。そうすることで、どこに対して炎症が起きているかを探るヒントになります。

辛いものを食べてしまう理由


・体のほてりがある
・緊張状態が強い

体に熱がこもりやすいときに、一気に辛いものを食べて体温を上げることで、発汗させようとします。そうすることで、体にこもった熱を発散でき、一時的に楽になります。
また、体に刺激物を入れることで、胃腸が動き、副交感神経が優位になります。または、刺激によって一時的に緊張が強くなり、そのあとに副交感神経が優位になります。

このように、体を緩めたいという働きがけとして、欲することもあります。このような時は、副交感神経を優位にするか、もしくは食事以外のことで、自律神経に働きかけると変化させることができます。

どんなことが体をよくするのか?

続く

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