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痒みをなくすためにすべき秘訣

こんにちは。
アトピー専門治療をして6年目です。
関わった人は1000人を超えてきました。

みんなが言う「かゆい」には違いがあると気づいたので、深掘りしてみました。

かゆいといっても、みんな掻き方に違いがあります。
その違いこそが、痒みの原因の違いです。

痒みやかくこと自体が悪いわけではありません。
皮膚を傷つけるまでかくことが問題なのです。

皮膚を傷つけずに、痒みを止めればOKです。
そんな原因や対処について深掘りしていきます。

お腹がいたい時には、手で痛みを感じる部分を抑えることが多いです。あまりにも辛い場合は、薬を飲んだり病院へ行きます。

多くの場合は、そんな感じで対応するかと思います。
でも、この当たり前のことができなくなってしまうので、痒みなのです。

皮膚が痒くて、かいて治ればそれでOKです。
しかし、繰り返したり、傷ができる場合は、病院へ行ったり薬を使うことで治ります。

お腹の痛みと同じように考ええれば
・何かを食べた
・食べ方に問題があった
・お腹が冷えた
・何かに感染した

などのように、なんで痛くなったのかは、多少なりとも考えます。
痒みについてはどうでしょうか?

・体質だから
・アトピーだから
・乾燥だから

などで、あまり状況や状態を変えようとしないことが多いです

その根っこは「変わらないもの」と言う思考があると思います。
そんなことは思い込みでしかありません。

体が健康になれば
痒みにくい体にもなれます

では、どんな原因が考えられるでしょうか?
それは、痒みを感じて、どんな風にかいているかを観察することで見えてきます。

かきかたの違いが痒みの原因の違い

かくことは、誰しもが持っている感覚で、必要に応じて体が出しているサインです。

そのサインの意味は、広く浅い部分の異常を解消することです。

その目的にそぐわなければ、かいても止まりません。
かゆみを感じた時に、どんな風にかいているでしょうか?
そのかきかたや刺激の入れかたが、ヒントになります。

かゆい時かいてもいいけど皮膚を傷つけない

かいて治らない痒みは、かくこと以外で改善させます。
そもそも皮膚に問題がないかもしれません。

体の症状は出る特徴があります
・弱い部分に出る
・負担のかかっている部分に出る

痒みや湿疹もこの傾向にあります

弱い部分とは、かいて傷になったところも含まれます
ですんで、まずは傷の修復を最優先にしましょう。

傷がないのにかゆいのは、傷以外の問題が起きていると区別できます。

痒みをなくすのではなく、かいても平気な肌にすべし

皮膚の痒みで問題になるのは、傷になることです。
その結果、炎症が起こる、かゆいの悪循環に陥るのです。

または、感染のリスクもあります。
当然、皮膚のバリアが薄くなり、アレルゲンやそのほかの刺激に対しても過敏になります

ここで大切なのは、かいてバリアがなくなる、皮膚が薄くなり傷つくことです。そうであれば、かいても傷ができなければ良いです。

かいても大丈夫な状態にするには
・皮膚を丈夫にする
・皮膚に加わる刺激を減らす
この2つです

皮膚を丈夫にするには、栄養補給や筋肉を柔らかくして皮膚そのものの柔軟性を保つことで可能です。

もう1つの刺激を減らすには、爪を厚くするのがすぐにできることです。トップコートやジェルネイルがオススメです。そうすることで、皮膚に引っかからなくなり、傷もできにくくなります。

さて、いかがでしたでしょうか?
痒みを感じてかくことそのものは、悪いことではありません。

どんな風にかいているかを読み解くことで、何がしたいのかがわかります。そうすることで、かく以外の対処ができます。

また、仮に、かいてしまっても、皮膚が丈夫であり、刺激も少なければ問題ありません。

このように考え対策をすることで、ずっと悩み苦しむことはなくなります。
ご参考いただければ幸いです

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