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卓越の先読み!未来永劫どころか数年続くかさえ怪しいのは何のビジネス!?

本日の記事は国際情勢を鑑みてビジネスを考えていようという趣旨です。
そもそも私は国際情勢のプロではないので、どこかでインテリジェンスを仕入れないと語れません。

この記事から読み解くことは、近未来のヒントです。
皆さんはウクライナ戦争やハマス・イスラエルの戦闘を予想できましたか?
もし国際的なビジネスをしているか、形のある商品を扱っていれば、インフレ予想をできたかもしれません。
インフレ前に多く仕入をできたかもしれません。
チャンスを狙って手にすることってほぼできないのに、未来に起こることがわかれば準備できますよね~!

さてインテリジェンスとは知能、知性、諜報の意味を持ちます。
ここでは諜報の意味を引き合いに出します。

インテリジェンスの紹介

いくつかのインテリジェンスを学んでいますが、中でもわかりやすいものは
RPE(ロシア政治経済)ジャーナルの北野幸伯先生のメルマガです。
10年数年拝読していますが、国際情勢が北野先生の簡潔で事実を元にした情報分析により未来の動きがわかります。
これまでに北野先生が言ってたことが数年後、10年後などに起こっており歴史の先読みとしても役立つものです。
国際情勢に疎い私にとって必須の情報源になっています。
世界の情報ピラミッドなど、こちらの読者には「はてな」が浮かぶ単語と思いますが、いざビジネスを先読みしていくには世界情勢がどう変わっていくのか数年先の未来がわかるだけでも、チャンスを多く手にできます。

【メルマガ紹介】
ロシア政治経済ジャーナル

この他にもインテリジェンスはありますが、軍事や特定の国のものなど広く世界を見渡すもので、しかも無料で情報を取れるものをこれ以外に私は知りません。
他にあるようでしたら、是非教えてください。

北野先生のメルマガで教えて頂き購入した書籍もあります。
コロナ以前ですが、以下の書籍は押さえておきたいと思ったものです。

China 2049 マイケル・ピルズベリー著
こちらは中国における国家100年の計を見抜いた、アメリカ国防省とCIAから依頼された著者が中国の危険性を伝えた書籍です。
私は中国とのビジネスにおいて、深入りはしない、関わってもいつでも撤退できるようにと戒めとして読み解いています。

フォースターニング ウイリアム・ストラウス ニール・ハウ 著
国家は80年周期で歴史を繰り返す
トランプ政権主席戦略官のスティーブン・バノンが「聖書」として信奉する全米ベストセラーを邦訳したものです。
リーマンショックや米中貿易戦争などこの周期によって起こったと北野先生も仰っています。
歴史に学ぶを地で行く書籍として読んでおきたい良書です。

他に北野先生の著書も拝読すると良いと思います。

ここまで私の情報源についてお伝えしました。
ここから、どのように考えるのか、時代のトレンドはどこに向かうのか
情報を読み解くスキルが必要になります。

事実と真実の相違

まずは起こっていることを事実として捉えることが重要です。
事実と真実は似て非なるものです。
真実は人によって主観に左右され事実から思い込みや断言が入ります。
事実はただただ起こったことを羅列するのみです。
誰から見てもそれが起こったこととわかります。

例えば、コロナウィルスが蔓延したという事実。
パンデミックを引き起こしたのは?

中国だとアメリカは言う。
中国はアメリカが中国に持ち込んだと言う。
しかしどちらも事実が明確ではありません。
明確なのはコロナによってパンデミックが引き起こされたことです。

このようにアメリカや中国の立場で語るのではなく、事実だけを見る癖をつけることが重要です。
俯瞰するという言葉があります。
みなさんは俯瞰できていますか?

中国が人口の減少を始め、インドが人口を抜くという統計という事実。
中国は人口ボーナスを得てバブル崩壊を味わった。
過去1980年代、1990年代の日本と似ていますね。
これから中国が経済の中心からインドへと変わるのではないかと予想されます。

ウクライナ、イスラエルで局地的な戦闘が続いています。
これに呼応するかのように、中国が台湾や日本へけん制をしてきています。
アメリカは2方面の戦争の対応を余儀なくされていて、中国が日本や台湾に戦争を仕掛けるのはチャンスです。
もしかしたら数年以内に戦争に巻き込まれるかもしれません。

情報の精査を行い未来へ繋ぐ

こうした情報から
それでもなお、中国から仕入れをして輸入物販ビジネスを展開していきますか?
私ならいつでも撤退できるように準備をします。
中国が世界の工場として君臨しましたが、次の国はどこなのか見極めていかないといけません。
例えば、バングラデシュ。日本の国旗の白い部分が緑。赤い丸に緑の生地。日本とそっくりな国旗は、「建国の父」と呼ばれたムジブル・ラーマン初代大統領の娘の現ハシナ首相が、「日本に魅せられ、日の丸のデザインを取り入れた」と父が言ったと語っています。
この話からもわかるようにアジアでも有数の親日国と言われています。

このバングラデシュは一時期アジアで一番安い労働力と綿花の生産に目を付けた世界の大手アパレルが挙(こぞ)って工場を建設し生産拠点として進出しています。
アパレル製品であれば取引が可能かもしれませんね。

このようにビジネスを維持するにも、新たに探すにも、
事実を元にチャンスはどこかを見極めていきます。

インフレはどこまで続くのか?

フォース・ターニングを元に80年周期で歴史が繰り返されるとするなら
1930年頃に勃発した世界恐慌の80年後である2010年前後にリーマンショックがあります。
次のグラフを見てください。


wikipediaより引用
1910年から1960年までの米国の年間実質GDP(世界恐慌(1929年~1939年)

1930年から1940年手前までの数年、アメリカのGDPは下がりそして戻っています。
その後10年で経済は加速的に伸びてGDPを押し上げています。
1930年を80年後の2010年に当てはめると


どうでしょうか。80年周期とするなら経済の伸び率も似たものになるのでないでしょうか?
仮説ですが、経済がこのように推移するのであればインフレは当分続いていくと思われます。
特に、2020年~2023年においてコロナウィルスによるパンデミックの影響とウクライナ戦争による影響で、石油価格の高騰など物流コストのパフォーマンスが下がり、インフレを押し上げています。
日本では電気・ガス代などエネルギーも値上がりしました。
こうした世界のトレンドからコスト削減ビジネスなど脚光を浴びるだろうと予測されます。
もちろん他にも予想されるものはいくつもありますが、それは皆さんがそれぞれに考えてみてください。

風の時代と言われ、コミュニティーが台頭してきました。
コミュニティーを絡めたビジネスが伸びると予想しています。
そして、インフレの到来です。
世の中が大きく動いています。
これまで安穏していた業種やビジネスが崩壊に向かうこともあります。
また、低迷していたものが急成長することもあります。
大きく変わるということはビジネスチャンスが多く生まれ、多くのピンチも訪れるということです。

経営の舵取りが難しい時代だと思いますが、世界のトレンドをキャッチして自身のプラスになるように観測してもらえば幸いです。