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温海1日満喫ツアーに対する思いを綴る②原料の生産農家は1軒しかない限定酒「摩耶山」をいただく

こんにちは。鶴岡市地域おこし協力隊の橋本です。
今日は「清酒摩耶山」についてのお話。

しぼりたて摩耶山とにごり酒摩耶山

「摩耶山」と検索すると、兵庫県神戸市にある山「摩耶山」関連がが一番最初に出てきます。(地元で調べても神戸が1位で出るということは、ローカライズが強いはずなのに、それ以上に「神戸」の方が上ということがわかる。。。)それではなく、今回は、山形県の庄内地方、新潟県の県境に近いところにある山「摩耶山」が起源になったのが、このお酒「摩耶山」です。
この「摩耶山」は、温海地域の決められた酒屋・土産店でしか購入できない、限定酒なのです。
検索してもなかなかでてこないのでは。。。。です!
今回のツアーは、この「摩耶山」を味わうイベント「新酒まつり」のツアーでもあります。

「日本酒 摩耶山」は飲みやすい

いちおう、ふるさと納税でも購入できます。検索してもなかなかでなくて、ちょっとびっくりいたしました。ということで、リンクつけておきます。

この「摩耶山」には、食米、みなさんがごはんとして食べるお米をいれて作られているのです。食米の種類は「はえぬき」。「摩耶山」に使っている「はえぬき」を生産している場所は、ツアーでも伺う越沢地区です。


越沢の棚田(やまがたの棚田20選にも入っています)

画像にある棚田で、水は「郷清水」という湧水を使って生産した「はえぬき」をつかっています。
棚田なので、生産は大変なので、実はいま「はえぬき」生産農家さんは1軒しかないそうです。みなさん少しでも人気品種に生産を変えていっているためで、「はえぬき」から変更していっています。実は、地域限定酒には「摩耶山」のほかに「摩耶姫」があるのですが、この「摩耶姫」の原料米の「ひとめぼれ」も1軒しかなく、はえぬきと同じ農家さんです。

原料米の生産農家さんが減っている現実…日本の原風景「棚田」を残すためにも

わたしが感じていることと恐らく地元の人が感じていることが違うなと思ったのがこの部分です。「生産農家さんが減って、いまは1軒しか生産していない」というところがわたしは伝えたい、と思ったところなのです。

この背景には農業の問題もあります。いま、山形には「つや姫」「雪若丸」といういいブランド米が誕生し、みなさまに召し上がっていただいています。もちろんこちらも推薦したいところではあります。そのため、農家さんも人気品種を生産したいし、高値で売れるほうがいいのに決まっています。

ということは、、、そうなのです。ということもあり、はえぬき、ひとめぼれは減っていたのです。
さらには、「棚田」での農業も大変です。その棚田を守っていくためにもお米の購入とお酒の購入はしていっていただきたいのです。

そういう意味でもこのツアーで「越沢」へ行くことをいれています。そして新酒まつりでお酒を味わっていただき、ぜひ購入していただければと思っています。

羽田から庄内空港へ土曜あさ一番の飛行機できていただいても参加できる日程にしています(あつみ温泉で宿泊はしていただけるとなお良い)。
棚田は見られませんが同じ湧水「郷清水」で作ったこの地域でしかない在来作物「越沢三角そば🄬」のそば打ち体験をいれています。
まずは、体験いただき、このツアーに関しての感想をいただきたいです。

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