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【福岡】落合弘子さん

活動地域 :
主に北九州市や福岡市を始めとする九州一円
東京より以西の各地
資格:
キャリアコンサルタント、マナー・プロトコール2級、茶道裏千家上級、健康管理士一般指導員、小型船舶一級、スキューバダイビング国際ライセンス 
経歴:
貴金属・宝飾会社勤務(営業、バイヤー、マーチャンダイザー)、放送局勤務(アナウンサー)、アナウンススクール講師、司会、広告代理店、大学非常勤講師、企業研修講師
現在の活動内容 :
①大学非常勤講師(キャリアカウンセラー、キャリアに関する授業や講座などの講義)
②企業研修講師
③学会や講演会などのMC
現在の働き方: 
①週2~3日は大学勤務、その他の日は企業研修の講師など
②金曜日はお茶のお稽古
③土日祝は講演会などの司会や地域の青少年育成協議会の副会長としての活動
おススメするモノ:
①茶道(若い頃、正座が嫌で一度辞めていましたが、この歳になってようやく茶道の面白さがわかってきました。が、半分は修行と思ってやっています)
②蛭崎寿之先生の心理学講座(一番の自己研鑽の場として通っています)
大切にしている信念、目指すこと:
謙虚でいること。今を大切にすること。前進、成長すること。
自己研鑽の方法:
自分の世界を広げるために、できる限り、色々な場所や、沢山の人の意見が聴ける場に参加しています。

インタビューアー:三好真代


ーー落合弘子さん。LECキャリアコンサルタント養成講座修了生の先輩で、おススメの「心理学講座」でご一緒させていただきました。前回インタビューさせていただいた最所徹太郎さんとは養成講座同期でいらっしゃって、是非にと次のインタビューのご紹介をいただきました。



やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい。必要ないと言われたキャリコンの資格を取ったのは、やらないで後悔したくはなかったから。


ーー現在は3つのお仕事をされていらっしゃるんですね。まずは大学の非常勤講師についてお伺いしてもよろしいですか。

はい。週2日~3日、九州女子大学でマナー・プロトコールの3級資格取得講座とキャリア関係の授業、インターンシップの事前研修等を行っています。
始めは派遣で、マナー・プロトコールの資格取得講座の講師だけをしていましたが、キャリア支援課のカウンセラーさんが辞めるということでお声掛けいただき、後を引き継ぎました。キャリア関係の資格は何もなかったのですが、それまで専門学校等で就職対策として履歴書の書き方指導、面接指導の経験がありましたので、その経験を活かしてということで

ーーキャリア支援課のお仕事をするようになって、大学からキャリコンの資格取得を求められたのですか?

いいえ。大学からは資格は必要ない、と言われましたね。目の前の学生を支援するなら、もっと別のことを学んで欲しい、と。それでも、やはり興味があったので国家資格化のタイミングで自ら養成講座に通いました。結果、すごく学びが多かったし、資格取得してよかったなぁと思います。

ーー必要ないって言われたのにそれでも取ろうと思ったのはなぜですか?

興味を持ったことはやらないと気が済まない性分なので。やらないで後悔するよりはやって後悔した方がいいと思っています。

ーー資格取得して変わったことはありますか?

自己流だった学生に対するカウンセリングを、体系的に進めることができるようになったことでしょうか。ついつい学生に対して、良い道を私が見極めてあげる、みたいな気持ちがどこかにあったと思うんですよね。それが、自分で答えを出してもらうために、私に何ができるか、という支援に変わりました。本人が自分で決めることが大事ですよね。それは小さい子でも大学生でも私たちでも同じだと思います。

ただ、明確な答えをこちらが持っている場合もありますので。それはもちろん伝えます。例えば、受ける企業が本人にとってどうなのか。高望みではないか、安易すぎはしないか。学生自身は判断がつかない部分ですから。見極めてあげないといけないです。そこはティーチング。こちらから情報としてきちんと渡さないといけない。その上で考えてもらうべきところはコーチングを使って、学生が答えを出すまで待ちます。

ティーチングとコーチングを使い分けができるようになった、ということでしょうかね。

キャリアコンサルタント養成講座に通っている当時は、ティーチングが多くて「しゃべりすぎ!」って、よく指摘されてましたけどね(笑)




正規雇用より非正規雇用を選んだ。どんな「安定」より、「視野を狭めること」は何よりも嫌だった。


ーーティーチングの部分は、大学の就職について知見が無いとやはり難しいですよね。

そう思います。学生の就職先となる企業は、大学や学部学科、専攻によって、全然違います。社風や求める人物像、募集時期など、これまで何年も企業とやり取りしてきたからこそ蓄積されてきたデータ、みたいなものや感覚で分かる部分があるんですよね。だからカウンセラーは、所属する大学に腰を据える働き方をする方が、大学にも、学生にも、企業にも、好ましいはずだと思うんです。

ーー腰を据える働き方、とは?正規雇用のことでしょうか?

あ、わたしは非正規雇用なんですよね(笑)。年契約で、毎年更新をしていて。実は正規雇用(無期)のお声掛けもいただいたんですが、私が選択しませんでした。ただ、勤務する大学は九州女子大学だけ、と決めていて、もう10年以上通っています。その意味で、腰を据えていますね。

ーー正社員になることを選ばなかったんですね!一般的には正規雇用の方が好ましいように思われますが、落合さんがその道を選ばなかったのはなぜでしょう?

そうですね、何人もの人に「もったいない」と言われました。安定するし、いいじゃない、って。

ただ、わたしは大学でのカウンセラーの他にも、 企業研修の講師や司会業などもやっています。大学で正規職員として働く、ということは、そういった「大学以外で働くこと」が難しくなる、ということです。それは考えられなくて。自分の視野を狭めたくない、もっと広いところで伸び伸びと働きたいという気持ちが一番でしたね。それに大学で定年を迎えたら、その後学生に関わる領域でしか働けなくなるような気がして。その方が不安ですよ。

ーー落合さんらしいですね!パラレルキャリアって言われますが、色んな所で役割を変えて働くことで、一つひとつの仕事に広い視野を持って向かい合うことができるという点で、メリットは大きいですよね。

それは本当にそうなんですよ!
例えば、企業研修の講師として働いていることで、企業の人事の方とお話しする機会も多くて。そこで聞いた企業が求める人物像や企業の採用事情などを、ダイレクトに学生の就職活動に反映することができたりします。

ーー学生にとって、実際に企業とやり取りしている人のリアルな情報は有難いでしょうね。落合さんみたいに大学に腰を据えて働くカウンセラーが増えることは、大学の質を向上させると思うのですが。

私はそう思うんですけどね。でも実際は、複数の大学を掛け持ちして非正規雇用で働くカウンセラーが多いような気がします。世間一般の就職支援はできるけど、その大学の就職事情を理解した支援となると…なかなか深いところまでは難しいですよね。そしてそういった働き方をするカウンセラーはキャリア支援を専門職として生計を立てていくことが難しい、という現状もあります・・・

ーー腰を据えた働き方が出来ないため浅く広く働いてしまう…「キャリア支援の価値」を高めることができず一般的な支援にとどまる…非正規雇用として雇われる…このスパイラル、ジレンマを感じますね。。。



学生には、母親のような気持ちで接しています。たまに泣かせちゃうことも(笑)


ーー落合さんみたいに視野の広いカウンセラーは、学生にも人気があるんじゃないですか?

どうなんでしょうね(笑)自分から相談に来る学生は確かにいますよ。でも一方で、なかなか顔の見えない学生もいて。必須の授業への出席だけで、個別に話しに来ない学生は心配ですね。全員必ず1回は、必須の面談時間があるんですけどね。

ーー学生全員との面談!すごい人数になりますよね!

3学年の約360人の学生を2人のカウンセラーで2ヶ月間くらいかけて面談することになっています。就職の結果に関して報告義務はないので、就職したのかどうか、どこに決まったのか決まらなかったのか、さっぱり分からないまま卒業している学生もいて。大丈夫かなって、思っちゃいます。

ーーその、もしかしたら最初で最後かもしれない初回面談で、何を話すんですか?

まずは今から先、どのように進路を考えているかをざっくり聞きます。細かく具体的に考えている学生もいれば、全然考えていない学生もいますね。なので、学生一人ひとりの状況によって、指導する内容は全く違ってきます。企業研究の方法だったり、就職に何かしら興味を持つようにする働きかけだったり。とにかく、次の具体的な一歩を踏み出す背中をおせるように、話を聞いている感じです。

ーー私が学生のころ、就職の相談なんてしたことなかったです。落合さんみたいな方に相談に乗ってもらえたら、心強かっただろうなぁって思います。

昔は相談できるところが全くなかったですよね。そもそも、「キャリア」という言葉が一般的ではなかったし。国が助成金、補助金を出すようになって、少しずつ制度が整ってきて、ようやく大学でもキャリア支援が定着してきた状況でしょうか。

ーー今どきの女子大学生って、どうですか?

可愛いですよ~(笑)お母さんのような気持ちで接しています。
遠方から来ていて一人暮らしの子も多くて。就職活動やら国家資格取得の勉強やらで忙しいし不安とプレッシャーでいっぱいいっぱいですよね。泣かせちゃったりすることも度々あります。

ーー泣かせるんですか!?どういう時に泣いちゃうんですかね?

一対一で話していて、こういう風に考えるといいよーとか、こういう風に進んでいくとうまくいくかもね、とかアドバイスをした時に。今まで全然できてなかった、そういうことだったんですね、って感じで泣き出しちゃう。自分の不甲斐なさ、できていない部分にフォーカスしちゃうのかな。で、今から頑張ればいいからって、励ますんですけどね。

ただ、面接本番に泣いちゃう子がいるのは心配ですね。面接官から何か厳しいこと言われるわけではないんだけど、質問に対してうまく返せなかったとか思ったことが言えなかったとかで、いっぱいいっぱいになって泣いてしまうみたいです。




「偶然」や「たまたま」って言うけど、それだけじゃない。「今いる場所」でどれだけ頑張れるか。それが「流れ」を作る。


ーー今、落合さんは大学のキャリアカウンセラーと企業研修講師と講演会などの司会業、3つのお仕事をされているということですが、 どういう流れで3つのお仕事を並行して続けることになったのですか?

うーーーん、「流れ」で(笑)。
一番最初は東京で工業用の貴金属を扱う会社に就職したんですね。そこでジュエリーを扱う部署に興味を持って、「やりたいなぁ」と言っていたら、部署異動できたんです。ただ、高価なジュエリーだったので、当時の私にはちょっと志向が合わない気がしていて。

そんな時、他の宝飾会社の求人がたまたま目に入ったんです。ダメもとで応募したところ、採用されて。ちょうどバブル期。ハウスマヌカン(今でいうショップ店員)という言葉がもてはやされて、アパレル業界がキラキラしている時期でした。本当に面白かったですね。ヨーロッパ各地、海外出張にも行ってましたしね。

ーーうわ~~!今キャリコンや講師をしている落合さんにそんなキャリアがあったなんて!想像できませんでしたっっ!

そうですか(笑)
でもその楽しい絶頂期に、長崎の父が他界したんですよ。で、母にどうしても帰ってきてって言われて。1年間くらい一緒にいたら大丈夫かな、と思って、1年間の休職申請をして長崎に帰って来たんです。

ーー1年間の休職を会社が受理してくれたんですね!落合さんがよほど有能だった証拠ですね。

ダメもとで言ってみたら、「いいですよ」って言われたからですね。「一年後に帰ってきてくださいね、」と念を押されましたが(笑)。

でもいざ休職したら、暇で(笑)。時間がありすぎて困ったので、会社の人事に「バイトとかしたらダメですよね?」って、またまたダメもとで聞いてみたんです。そしたら、「バイトだったらいいですよ」って言ってもらえたんです。

ーー「ダメもとで!」合言葉みたいですね(笑)

それで放送局のアルバイトを単発で始めたんですよ。そしたらたった2週間足らずで、やったこともないのにレポーターやらされて(笑)。面白そうだったし、言われるままに、次々と放送局のバイトをしてましたね。そのうち、新しいニュース番組スタートのお話があって、契約社員の新規募集が始まったんですね。関係者の方から応募を勧められて、軽い気持ちで応募してみたんです。まさか採用はされないだろうと思ってたんですけど…

ーー受かっちゃったんですね!!

そうなんですよ(笑)。東京の会社には、本当にごめんなさい、と頭を下げて、長崎でアナウンサーとして働き始めたんです。

そこで6年間働いて、結婚を機に福岡に来て放送局は退職したんですが、当時つながりのあった広告代理店の方から司会を頼まれるようになりました。

ーーなるほど、司会業はそこからスタートしたんですね。

ただ、当時司会業をしながら、この業界は若くて安価な人に需要があると思っていて、何となく先行きに不安を感じていました。そんな時、たまたまアナウンススクールを立ち上げるという知人がいて。そこで講師のお話しをいただいたので、司会業と講師業を両方やっていこうと思いました。

ーー複数のお仕事のスタートですね!

でも1年足らずで妊娠して、産休に入ったんですよ。で、産休後に仕事に復帰しようというタイミングで、知人から洋菓子の輸入販売の事業を手伝ってくれないかとお声掛けいただいて。興味があったし、知人も困っている様子だったので、そちらを始めてみました。百貨店に洋菓子を卸して催事を出したり、色んな集客イベントを企画運営したりしました。それもすごく面白かったんですよ。ただ、だんだん多忙になってきて、出張も増えてきたりして。子育てとの両立もある身で、その働き方は無理だ、と夫から反対されたんですよね。結局、辞めるしかなかった。

ただ、次の仕事はまたすんなりと見つかりました。知人から、自社で行っている企業研修の講師養成講座を受けてみないかとお声掛けいただいたんです。ちょうどタイミングも良かったので、それから1年間、講師養成講座に通いました。それがマナー・プロトコール講座と企業研修向けのビジネス系講師の養成講座だったんですね。

その養成講座の同期に、九州女子大学にマナー・プロトコール資格講座を作る目的で参加したという方がいたんです。その後、九州女子大学にマナー・プロトコールの講座が開設され、私は講師として派遣されていた、という訳です。大学との直雇用のお声掛けをしてくださったのは、その養成講座の同期の方なんですよ。

ーーまぁ!お聞きしていると、「たまたま」とか、「ちょうどその時」とか、本当に多いですよね。ご縁が繋がって、流れに乗ってる感じですね!

もうね、ずっとそんな感じなんですよね、本当に(笑)。
ただね、人に話す時は「偶然が重なって」とか、「たまたま」とか言うんですけど、やっぱりそれだけじゃないな、とは思っています。

今いる場所でどれだけ一生懸命頑張っているかということが結構大事なのかなって。それを誰かが見てくれていて、引っ張ってくれて、次の道が繋がることもあるから。やってみたい、とか、仕事探しているとか、ちゃんと自分で発信して種も蒔いていますしね。

それは学生にもよく伝えています。どんなところに就職しても、そこで一生懸命働くことが一番大事だって。そうすることでそこから先、色んな道が開けてくるからね、って。

ーー今の場所で一生懸命働くことで、自分の中で「軸」になる部分に気づいていくっていうこともありますよね。そしてそれが次の選択に影響する、それは自分で作る「流れ」ですね。




部下が上司に手を差し伸べる。普段と違う環境で行うフィールドワークは、チームビルディングの醍醐味!


ーー企業研修に講師として行かれるのは、学生の支援とまた全然違いますよね。

学生の支援は、私の場合は女子大学なので、性別も女性ばかりだし、年齢も限られてるし、割と画一化した環境ですが、企業研修は年齢もバラバラだし学歴とか環境もバラバラなので、そういう人たちをひとまとめにするのは大変だな、と感じます。

企業研修では、新入社員研修、接遇マナー研修、ビジネス文書、E-mail ,電話応対、来客応対、名刺交換、営業研修など、色々な講師をしています。階層的にも、新入社員からリーダー研修、マネジメント層の研修まで。企業の課題に合わせて多種多様、ですね。

野外で行う研修(フィールドワーク)は面白いですよ!普段のオフィスでの相互の関わりと全く違う関係性が構築される醍醐味があります!例えば、いつもおとなしく頼りない若年の部下、が、テキパキと野外活動をこなしてミッションクリアを牽引し、へとへとになってついていくのがようやっとの上司に「大丈夫ですか」と手を差し伸べる、みたいな。森林浴でストレス解消できる上に、普段の仕事とは違うチームビルディングで、お互いの違う顔を見ることができます。結果、オフィスに戻った時、業務遂行によい変化、がもたらされることが多いですよ。




100点は無い。いつも反省。でも、たくさんの失敗経験があるからこそ、相談者に寄り添える。


ーーこれまでどんな環境の変化にも、柔軟に、前向きに対応されてきた様子がうかがえますし、ダメもとでチャレンジされることがちゃんと次に繋がっているところは素晴らしいですよね。とてもスムーズに次々とステージUPされているように見えますが、困難だと感じた事はありますか?

困難さ、はいつも感じていますよ!
キャリコンするにしても、企業研修するにしても、司会をするにしても。振返った時に100点ていうのはなくて。ああすればよかった、とか、いつも反省する点があります。なんとかその反省を次につなげて行こうと、いつも思っています。

失敗してきたは本当に多くて。でもそれがキャリコンで活きているんですよね。カウンセラーが失敗知らずでものすごく成功した立派な人だったら、相談者は、あなた話しても分からないでしょう、となるじゃないですか。でも、私はたくさんの失敗経験があるから、そうよね、分かるよ、と寄り添えるんですよ。若い時にこそ、いっぱい失敗するといいですよね。

ーーそう言えば若いころ、司会は若くて安価な人に需要があるとお考えのようでしたが、今も続けていらっしゃいますよね。その考えについて何か変化がありましたか?

そうですね。年を重ねたからこそ変わってきたことって、たくさんあります。司会業、「若さ」がなくなったら仕事もなくなるだろうと思ってたんですけど、年を重ねたからこそできる仕事があることに気づきました。格式、重みのある式典とか、ですね。だから、そういった、年を重ねたからこそできる司会、をやろうと思って。茶道もそうですね。若いころには分からなかった「魅力」を感じられるようになりました。




やってみたいことは、ある!まだ何も決めてないけど、まずは発信!プレゼン資格について情報収集中です!


ーー今後やってみたいこと、は、ありますか?

若い時は特に、「やらずに後悔すること」が一番嫌だったんですが、ただ、子どもができてから、やることを躊躇するようになったんですよね。そもそも出来ないことが多いし。今まで、子育てとの両立で制約されることはとても多かったです。

ただ、今年の4月から息子が他県へ大学進学したので、今まで制約されていたこと、出来なかったことがどんどん出来そうです!

やってみたいことは・・・そういえば最近、「プレゼン」をきちんと教えられる資格が欲しいな、と思うことが度々あります。大学生が就職試験でもプレゼンさせられることがあったり、企業でも「なんとなく」プレゼンしている社員が多かったりして。実際、「プレゼン」を教えてください、と言われることも増えてきました。

ーープレゼンのスキルって、人に何かを伝える、ということにつきるので、何にでも活かせますよね。1対複数はもちろん、1対1でも活かせる。

そう!プレゼンテーション面白いなって思って。当面の目標はまだ何も決まってないのですが(笑)。まずは発信することで情報収集から、です!プレゼン資格について何かご存知でしたら教えてくださいね!
それを「強み」にできるかどうかは分からなきけど、頑張る過程で得るものも大きいはず!



手放しに救われることを待たないこと。キャリコン自身がいっぱい失敗して、人に相談して、頼って。その日常が、転んでもタダでは起きない貪欲さを育てる。


ーー最後に、読者へのメッセージを。

目の前の人のためにどれだけ全力で向き合えるか、一生懸命になれるか、というところが大切なのかなって思います。多分、一対一で話すと、色んな事が相手に伝わっていると思うんです。相手を救ってあげられる、とは思わないけど、何かすることでそのきっかけが作れたら嬉しいし、私はそれが使命だと思っています。

ーーちなみに、落合さんご自身が誰かに救われた、というようなことはありますか。

いつも誰かに救われているんだと思います。ただ、私は手放しに救われることを待っているわけではなくて。私自身がたくさんの人に相談をしているし、気になるところにはとりあえず行ってみる、みたいな、それってすごく大事だと思います。キャリコンする側は相談者から相談を聞くことも大事だけど、キャリアコンサルタント自身が色んな人に相談したり話したりすることができる人であるといいな、と思います。

いっぱい失敗もして、躊躇せずに色んな人と話をして、そんな日常を送っていること自体が糧になります。転んでもタダでは起きない!起き上がる時に何も掴んでいなくても、少なくとも起き上がり方は学べる、と思って、これからも転ぶことを恐れずチャレンジしていきたいです!


ーー立ち振る舞い、語り口調がとても魅力的な一方で、気さくにお話しができる親しみやすい雰囲気をお持ちの落合さん。お話を伺いながら、周りの方とのご縁に恵まれることへの深い「感謝」の気持ちと共に、とても穏やかで人間味ある「情」を感じることができました。ご自身の経験を笠にきず、常に謙虚な姿勢でいる姿が落合さんの若々しさの源!わたしも落合さんのように素敵に年を重ねたい!と思います!

落合さん、本日はありがとうございました!


▽落合弘子さんの連絡先はこちら
http://www.office-ochiai.jp


落合弘子さん(右)と<インタビュアー>三好真代(左)

これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/