娘3と宿題の微妙な関係④。
前回③の終わりに、娘3の小2夏休みの宿題との闘いのお話を書こうと思ってから、はや半年・・・
気がつけば小3の夏休み目前!!
先日、娘3の参観日があり、保護者懇談会に出席したときのこと。10人ばかり集まった保護者の一言トークで、8割の保護者が口にしたのは、「宿題のお悩み」。
やはり多くの保護者が子どもと宿題の関係に課題を感じている模様。
やはり書かねば、と勇気づけされ、小2の夏休みの宿題バトルを振返ってみる。
前回までのお話は➡こちら。
さて。娘3の小2の夏休み。
毎度おなじみ、「夏休みの計画」や「1日のスケジュール」。長女次女のころは、毎日の宿題の量なんかを綿密に計画してたりしたもんだけど。なぜだかそんな気合の入らない3人目。
それでも、ざっくり最低限のスケジュール感は持っておいてもらおうと思い、ドリルやワークなどに、何日までにここまでやる、みたいな目印をつけてみた。
初めにやったのはそのくらいかな。
そして一緒に居るときは様子を見る程度、本人に進捗を確認するぐらい。お盆過ぎくらいから、これはちょっとヤバいなー。と気づき始める。
特に、漢字ノートね。
娘3の「ひたすら漢字を書く作業」嫌いは健在で、夏休み中に突然「自分から宿題を進んでやる」状況になるはずもなく。
娘3が決断した、夏休み最終日の覚悟とは。
さくら家では、鼻水垂らして泣きながら、身体を小さくして机に向かうちびまる子ちゃん、その後ろに頭に角をはやしたお母さんがお玉片手に仁王立ちで腕を組み、そのまた後ろのふすま越しに、心配そうに二人の様子を見守るおじいちゃん、という構図が出来上がる日。
さて、どうする娘3。
数十ページも白紙のままの漢字ノートは突然埋まるはずもなく。
そして彼女は、とうとう覚悟を決めたのだ。
「宿題をやらずに学校にいく」。
こんなことがまかり通っていいものか。
学校から出される宿題は、「子どもに宿題をやらせる」という親に対する役割を含む。子どもが宿題をやり終えないことは、親の管理不十分を確定するものでもある。
が、しかし。
子どもが覚悟を決めたのだ。
後悔するとわかっていて、後悔する経験をさせる。それもまた、親の役目ではなかろうか。自分が選択したことの結果を受け止める経験であり、要因があって結果があることを学ぶことも大切だ!
無理くり何十ページもの宿題を一気に終わらせる努力をすることで、身に着くことは何だろう。。
のらりくらり計画倒れで過ごした結果のしわ寄せを、現実として受け止めることで次への改善につながる学びをするのではなかろうか・・・
なんて、何とか正論につなげようとするのは大人の悪い癖だなーと思ったりする。一方で、何十ページも白紙のままで学校に行ったとき、どのようなリカバリーをするのだろう、と、実は興味深々だったり。ごめんよ、娘3。キミの心は今乱れまくってるはずなのに。
そして迎えた2学期始業式。
どれだけ怒られて、機嫌悪く、うじうじ、ゴネゴネ、イヤイヤモードになって帰ってくるんだろうと思ってたら、これが意外とひょうひょうとした態度で。驚くほど、ふつうで。
「んーー、まぁ、休み時間にやるってことで」
ぐらいの反応。
それでいいのか、娘3よ。
それでいいのか、夏休みの宿題って。
それでいいのか、先生よ。
この宿題とのバトルにどれだけ苦しめられる親子がいるのだろうと思うと、、、娘のうっすい反応に、拍子抜けする。
後日談。
2学期入ってからの漢字ノートの進み具合をちょこちょこ見ていたが、日々の宿題も加わったことで、白紙の部分を埋める作業は鈍くなっていき・・・
結果、夏休みの宿題、ぶっちする。
娘3よ、それでよいのか??
あーーあ、なんだかなー。
宿題やらなくてもなんとかなるとか思われるのはそれはそれでやだなーー、とか思った。
ある意味、そんな度胸があるのは頼もしい、と思ってしまう気持ちがある一方で、宿題の内容は置いておいて、コツコツ努力することの習慣づけ、という効果があるのも事実なわけで。
今夏の宿題経験は娘3に何を教えたのか。
だけど、彼女が見せてた姿は、「何でもないように見せてた」だけだったことが後でわかった。彼女はこの経験を、深く心に刻んでいた。それは冬休みの宿題のお話⑥、で書きます。
と、冬休みのお話の前に、2学期の日々の娘3VS宿題はまだまだ続き、そこでわたしが起こしたちょっとしたアクションのお話を次回⑤にて。
①から読みたい方はこちらからどうぞ♪
これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/