見出し画像

ぶらり岡山旅/旅するコーチ

鳥取にある義父のお墓参りの帰り、あちらこちらに立ち寄ってきました。


蒜山手打ちそば叉木

まずは、こちら。「蒜山手打ちそば叉木」さん。

蕎麦好きの我が家。お墓参りの後にいつも立ち寄る蒜山のお蕎麦屋さんがあったのですが、改装中だったかでいつもと違うルートを辿っている時にたまたま見かけたお店です。

田舎道に突如とあらわれた車がいっぱいの駐車場に、夫と顔を見合わせ、お昼ご飯にはちょっと早い時間だったけれど「これは行くでしょ!」ハンドルを切ったのが叉木さんとの最初の出会いでした。

まだ11時くらいだったと記憶しているのですが、その時点で私たちの分まで用意できるかどうか分からないといわれました。
それでも「待ちます!」と待たせていただき、1時間以上待って最後のお蕎麦にありつけました。

そうして出していただいたお蕎麦は、本当に美味しくって!
一口ごとに「美味しい・・・」と言葉がこぼれてしまうほどです。

そんな自分にはっと気がつき、ちょっと恥ずかしい気持ちになって周りに意識をむけてみると、隣にいる夫も、広いテーブルの向かいで相席になっているご夫婦らしき二人連れも、同じように一口ごとに「うまい!」「美味しいねぇ」と言葉がこぼれているのを見て、にんまりしてしまいました。

それ以来、お墓参りあとの楽しみになっています。

店主の似顔絵
この建物も店主ご夫婦手作りで建てられたものらしいです

メニューはざるそばとかけそばのふたつだけ。
お蕎麦はすべて十割で、丸抜そば(そばの殻を取っていて、白っぽいそば)と玄粉そば(そばの殻ごと使っていて、色の濃いそば)から選ぶことができます。
玄粉そばは、いつも品切れでまだありつけていません。新蕎麦の時期まで待たなければいけないようです。

付け合わせの蕎麦がきと蕎麦せんべいも、お楽しみのひとつです。
蕎麦湯は、たっぷりと大きな急須で出して下さるのが嬉しいです。

湯原温泉 砂湯


お腹が満足した後は、湯原温泉の砂湯に向かいました。

こちらの温泉は、24時間無料ではいれる混浴露天風呂。
露天風呂の西の横綱としても有名なのですが、これまで立ち寄る機会がなく楽しみにしていました。

駐車場に存在感のある看板。
事前に下調べをしていたので、着替えができるようにサウナポンチョや水着も持参していました。
ちょっと悪い評判も耳にしていたのですが、まぁ大丈夫だろうと現地に向かったのですが、実際はマナー違反のおじさまだらけで、近くまでいって引き返してきました。
せっかくの観光資源が台無しです。
泉質はとてもよいらしいので、大変残念でした。

津山まなびの鉄道館

気を取り直して、次は夫が楽しみにしていた場所へ向かいます。
津山まなびの鉄道館。

駐車場にいたガードマンの方がとてもフレンドリーで、行きも帰りも話しかけてくれました。お暑い中、お疲れ様です!

昔懐かし、紙の切符風

入場券が、私たち世代には懐かしい紙の切符風でテンションが上がりました。うちの子どもたちも「何それ?」なんでしょうが。昭和は遠くなりにけり。

何でしょう?
「これが見れたから来た甲斐があった!」と夫のテンションが上がっていました。
ちょうど整備をしていたのかエンジンがかかっていて、興奮して耳を傾けていましたので、横で私は静かにしておりました・・・。

扇形機関車庫は京都の梅小路蒸気機関車館に次いで全国で2番目の規模。
まだ現役で使われているという、転車台が動くところを見ることができたのは興奮しました!

夫は、俗にいう「鉄っちゃん」です。
鉄にも「撮り鉄」「乗り鉄」「見鉄」等いろいろ種類があるそうで、夫いわく「俺は見鉄」とのことでしたが、「車両鉄」「音鉄」の要素も十分あるのを今回感じました。

私もいつの間にか夫の影響をうけて「乗り鉄」風味になっており、出張先でいろんな列車を見たり乗ったりするのが楽しみになっています。

売店のガチャガチャで出てきたピンバッチ。
夫が欲しいものが出なかったようなので、私がチャレンジしたら、夫と同じものが出てきました。

すると、先程ジオラマ展示のところで一緒にいた鉄道少年が、おばあさまと一緒に店内に入ってきました。
すっごく電車が好きなんだなぁというのが、全身から伝わってきて印象に残っていたお子さんです。
思い切って「この電車好き?もしよかったらもらってくれないかな?」と声をかけてみたら、受け取ってくれたので、よかったよかった。

奥津温泉 花美人の里


津山まなびの鉄道館を出た後は、やっぱり温泉に入りたいなぁということで、いつもの奥津温泉「花美人の里」に向かいました。

天井が高く、ふんだんに木材が使われた建物に入るだけでも、ほっと一息できますが、家族風呂や有料の休憩室もあり、小さいお子様連れでも安心して利用できる施設で我が家もずっとお世話になっています。

大浴場も広くていろんな種類のお風呂があって、お肌はすべすべになるし、お気に入りの温泉です。

無料の広い畳敷きの休憩室もあるし、緑ゆたかなロビーからの景色をみていると日常の疲れがふっと消えていく感じ。
コインで使える立派なマッサージチェアもあるので、もう癒しのフルコース!
フルコースの最後は、こちらの蒜山カフェ・オ・レ。
はぁ、幸せ。

イナバ化粧品店


帰り道はちょっと、寄り道。

分かりますか?青い看板。
知る人ぞ知る有名店です。

イナバ化粧品店

ファンにとっては聖地!B’zの稲葉さんのご実家です。
何度かこのあたりは通っているのですが、初めて写真におさめることができました。ちょうど18時の閉店ぐらいの時間だったので、中に入ることは断念。
このあたりでは、観光ルートの地図の中にも掲載されている観光名所です。津山の町全体で盛り上げようとしている空気を感じます。
また機会があれば、今度はお買い物もしてみたいと思います。

今回もよき旅でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?