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約10年在籍したコンサルタントファームでのお仕事に区切りをつけ、今日は送別会をして頂きました。

ハワイアン🌺なお店でレイが用意されてた

今でもはっきりと覚えている。大阪駅にほど近い小さな事務所。コーチ仲間が場所を提供してくれ、月に1度開催されていた勉強会に、都合がつく限り参加していた。数々の出会いがあり、深く語り合った大切な場所。勉強会が終わった後は、決まって近くのいつもの店でグラスを傾け、また語る。そんな時間を過ごしていた。

その日もいつものように、勉強会を終え、いつもの席に座って話していると
突然「そろそろ僕も人を雇おうと思っているんだけど、誰かいい人いない?」と聞かれた。「ふーん。どんな人がいいの?」と返すと「レターの発送やセミナーの準備とかの簡単な事務をやってもらいたくて。だから、自分でセミナーを開催した経験のある人がいいな。それでコーチングのこととか知っていてくれるととてもありがたいんだけど。まだそんなにお給料もたくさん払えないから、週に2~3回ぐらい来てくれる人がいいと思ってるんだよね。」おい、ちょっと待て。簡単な事務作業はともかく、自分でセミナー開催していて、コーチングも知っているなんて。しかも週に2~3回の勤務?そんな人、いないぞ。と思いつつ、条件を反芻していると。ん?その条件に全部当てはまるの、私じゃない?自分の仕事があるから週5日は無理だけど、週2~3日なら行けるなぁ。「週2~3日でいいなら、私、手伝おっか?」「え?マジではるさん来てくれるの?」

そんな感じで始まった新たな関係性が10年も続くだなんて思ってもみませんでした。

1人だった会社に私が入り2人になり、チームビルディングコンサルタントの養成講座を始めてから、業務内容も増え、最初は2か月先は真っ白だったスケジュールも年間で埋まっていくようになりました。そのタイミングでとても1人で回せる業務量ではなくなったので、もう1人採用してもらい、また業務量が増えてもう1人採用してもらい、今では8人のチームになりました。10年で8倍の成長です。こう考えてみると結構すごいかも。

コーチングや企業様でのチームビルディングがメインだった事業も、大元は変わらないながらも大きく幅を広げ、5つの事業が立ち上がりそのほとんどに関わってきたことは、なかなかできない経験だったと思います。

なんせ前例のないことばかりに挑んでいくものだから、上手くいくことのほうが数えるほどで、「やりながらでないと学べない」を実践しながら失敗を経験に変え地を這うように進んできました。

そんな泥臭いけれども本質にせまることを伝え続けてきて、志を同じくしてくれるチームビルディングのコミュニティのメンバーも200名を超えました。これからは、私もそのコミュニティのメンバーの一員として、私のミッションである「人がイキイキ働く会社をつくる」を実現していきます。

ここからまた、新しい旅立ちです。



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