耳のスキマ時間で1日2冊完聴!はじめてのオーディオブックレポ

はじめまして。audiobook.jpを運営するオトバンクでインターンをしている大学院生のKeiです。突然の新キャラ登場ですが、よろしくお願いします。

さて、「耳のスキマ時間」「耳の可処分時間」というキーワードを皆さんはご存じでしょうか。可処分時間、つまり自由に使える時間。スマートフォンがいつも手元にある私たちの生活では、手や目は常に使っていても、「耳は意外とヒマして」います。でも、これって意外と見落とされがちなことです。

※オトバンクでは去年、意外な耳の可処分時間を活用してもらうべく「図書館タクシー」の運行などを行っていました!

その可処分時間を活用した「ながら読書」ができる点が、オーディオブックを使用する大きなメリットの一つ。しかし「耳のスキマ時間」の存在に気づかなければ、そのメリットにも気付くことはできません。

お恥ずかしい話ですが、実は今に至るまで、私はオーディオブックを聴いたことがありませんでした。それはつまり、耳の時間をムダにしていたということ。オトバンクで働きだして初めて、ようやくそれに気付くきっかけを得られたというのが正直なところです。

そこで今回、自分のオーディオブックデビューを兼ねて、「オーディオブックは1日どれくらい聴けるのか」という検証を行いました。耳の可処分時間の計測、さらに「オーディオブック未経験の状態でのながら読書で内容はどれほど頭に入ってくるのか」という疑問も併せて解決しようと思います。

検証開始

この日は月曜日。確実な予定は15時過ぎからの授業1コマだけでしたが、予習に復習に仕事にと多くのタスクを抱えた状態でした。

初オーディオブックに選んだのは、原晋さんの著書

人生初のオーディオブックは、社内の人におすすめされた『フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉』。「audiobook.jp」では、個別販売のほかに聴き放題でも配信されています。もともと陸上競技には興味があり予備知識もありましたが、この作品はまだ読んだことがありませんでした。

家で聴くオーディオブック

起床したのは午前10時。寝ぼけ眼ながらも、まずはティーチングアシスタントをしている授業の出席整理から手を付けることに。単純ながら地味に時間がかかる作業。こういった時間こそ、耳読書の出番です。

再生ボタンを押してまず感じたのは、「少し遅いな」ということ。すぐに1.5倍速に切り替えると、最初の数分こそ慌ただしさがあったものの、すぐに脳が慣れたのかすんなりと内容が入ってくるようになりました。パソコンに向かって行う作業にも何ら影響はなく、驚くほど簡単に”ながら読書”はできてしまうみたいですね。

(※一人で聴いている時の写真は撮れなかったのでイメージです)

すぐに1.5倍速でも遅く感じられるようになり、1.8倍速にスピードアップしたことで、なんと作業が終わるよりも早く全編を聴き終わる結果に。通常の速度であれば3時間31分かかるこの本も、だいたい2時間半程度で読めました。

もちろん内容もばっちり。チームを管理していく上での考え方には「なるほど」と思う部分と「これはこうなんじゃないか」と思う部分と両方ありましたが、しっかりと聴いた内容を踏まえて考えられる程度には頭に入ってきていたということです。

別の本を読みながらは…

次に行うのはその日の授業で扱う本の下読み。それまでにある程度読み進めており、大して時間はかからなさそうだったので、出席の作業が終わる前にちょっと「ダブル読書」を試してみました。

…無理です。どっちも入ってきません。耳と目で別の本を読むなんてことができる人は、本当にすごいと思います。

レポートを書いている時も…

その後学校に行き、授業を受け終わって時刻は17:30。図書館に入り、別の授業のレポート執筆に取り掛かります。

当然ここで次の一冊を聴こうと思いましたが、あえなく中止。というのも、私は何かを書く時にはかなり集中しないとダメなタイプで、耳に言葉を入れながらの執筆活動はすぐに無理だとわかりました。何も音のない環境で論考に集中し、20:00を過ぎた頃に完成。

作業しながら・帰り道に聴いたツルゲーネフの『初恋』

図書館が閉まるまであと2時間。今日の予定の中で最後に残っていたアルバイト先の仕事は、どちらかと言えば単純なタスクだったので、ここで2冊目のオーディオブックを聴くことに。

文学系のものを聴きたいと思い、選んだのはツルゲーネフの『初恋。名前は知っている程度の作品でした。小説なので、速度は通常の速さに戻します。すると物語にみるみる惹き込まれ、閉館時間まで集中して作業をした後も聴き続け、帰りの電車の中で『初恋』は読了。明らかに1冊目の本とはまた違った味わいがあり、これもまた程よいバランスを保って手元の作業の中に染み込んでくれました。



オーディオブック初日を終えて

合計で見れば、この日の読書時間は5時間ほどでした。オーディオブック使用1日目にしては、思っていたよりも多くの時間を読書に割くことができたと思います。

ここで強調しておきたいのは、これが惰性で消費した5時間ではないということ。しっかりと(他のことをしながらも)本の内容を聴き、その内容・情緒に身体を沈ませ、2冊の本を自らのものにできたという点です。

例えば私は英語のポッドキャストなども聴きますが、やはり完璧に操ることのできる言語ではないということもあり、スマホを見ながら聴いていると情報が流れていってしまうことがほとんど。その点オーディオブックは慣れ親しんだ日本語で、プロの語り手が読んでいるということもあるのか、特に気負うことなく聴けました。

また当然、聴いていく内に慣れも生じるもので、それもこの5時間の間にわかったポジティヴな収穫でした。
個人的にはまだオーディオブックと両立できる作業の数は限られそうですが、そこも含めて今後聴き続けていく中で、自分のスタイルを確立していけそうです。

これが私のオーディオブックデビューでした。

もちろんこれ以外にも、ランニング中や家事の途中など、耳を拡張できそうな空間は多く広がっています。上で紹介したのは一介の学生の例。みなさんにはみなさんそれぞれのライフスタイルがあり、それぞれに合った聴き方があるはずです。

ともかく声を大にして伝えたいのは、「耳のスキマ時間」「耳の可処分時間」の存在。耳を使うという習慣を身に着けて、より充実した日々を送りましょう!


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