フォロワー数20万人越え!心をラクにするTipsを届けるF太さんのオーディオブック活用術
「オーディオブック×○○」をテーマに、オーディオブックユーザーさんをご紹介するこちらの連載。
第3回目は、「オーディオブック×ひらめき」をテーマに、フォロワー数20万人越えの人気Twitter「ひらめきメモ」で日々考えやTipsなどを発信しているF太さんにお話を伺いました。
F太さんは「緊張した気持ちをふぅっと楽にしたり、ほんの少し勇気がわくような、そんな思考や情報をツイートされています。
Twitterの内容をまとめた本はオーディオブック化も!
そんなF太さん、実はオーディオブックのヘビーユーザー!!
10年以上前からオーディオブックを楽しんでいるF太さんならではの視点でお話してくださいました。
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◆本日はよろしくお願いします!F太さんはいつからオーディオブックを聴かれているんですか?
2016年からFeBe(※現audiobook.jp)を始めましたが、「耳で聴く」という習慣自体は、12年くらい前にCD版の教材を聴いて勉強をしていたときに身についたと思います。
しかし、12年前というとオーディオブックはまだほとんどなく聴きたい作品を見つけることができませんでした。それからしばらくして久しぶりにFeBeを拝見したところ内容が充実してきており、そこから気になる本を聴いてみたことがきっかけです。
その時聴いたのは、メンタリストDaiGoさんが紹介しているのを目にして気になっていた「影響力の武器」。情報量が多い本なのですが、耳で聴くことで丸々一冊あっさりと読むことができました。
◆その後の聴くペース、シチュエーションはどのような感じでしょうか?
主にながら聞きですね。運動しながら、家事をしながら、移動中とか。食器洗いのときが1番耳に入ってきます。
食器洗いや洗濯物をたたむのは単純作業じゃないですか。単純作業は飽きるし苦手なんです。でも飽きるし面倒くさいと思うことも、本を読む時間に変換できるからありがたいです。
日頃から1日を何に使ったのか記録を取っていますが、オーディオブックを聴いている時間も読書の時間になったから読書時間が跳ね上がりました!(笑)
◆Twitterで発信しつづけていらっしゃいますが、あれだけのアイデアを出すためのインプットはどうしていますか?
読書家と呼ばれるほど読んでいませんが、オーディオブックを含めると月5、6冊くらい読んでいます。
元々自分の考えを文字にする習慣があって、小さいころから考えや悩みをひたすら紙に書いていました。Twitterが出てからその紙がTwitterに変わっただけなんですよね。
◆昔から考えを書く・まとめるのが習慣としてあったんですね。頭の中の言葉を書きだしたり、Twitterで発信したりすることで整理しているということですか?
そうですね。それで頭のなかで言葉で考えているせいか、外部から音声が入ってくると自分の思考がストップするんですよね。音の方に集中するんです。
ネガティブなことを考えてしまうときに、オーディオブックで前向きなことを書いてあるものを聴けば、考えがネガティブな方にいかなくなるんです。だからネガティブなことを考えすぎてしまうときは、意識的にオーディオブックを聴く量を増やして、音量も大きめにして聴いています。
◆特にオーディオブックを聴くのにおすすめのシチュエーションはありますか?
出かける準備をするときですね。僕、準備がすごく下手くそなんです(笑)
準備しているのに部屋の片づけを始めたり他のことをしたりするから外出の準備が進まないんですよ。
そういうときにオーディオブックを聴くと、作業が外出の準備のほうだけに向いてくれて自分の雑念や余計な考えをシャットアウトしてくれるから黙々と出かける準備ができるんです。オーディオブックを聴いたらいつのまにか準備が終わるのでおすすめですよ。
◆ほかにもおすすめのシチュエーションはありますか?
あとは積ん読を消化したいときにオーディオブックをだとあっさり聞けちゃうのでいいと思います。
たとえば「サピエンス全史」は、自分の知識を広げたいときに良いと思うんですけど、長くて分厚いから紙よりオーディオブックが僕には合ってました!
◆こんな時に聞いてほしいオーディオブック
●疲れたとき、ネガティブになってしまうとき
僕のおすすめはケリー・マクゴニガルさんのシリーズですね。レジリエンスとよばれる、ストレスをエネルギーに変換する力はどうやって鍛えればいいのか、というのが理解できるので、ストレスフルな状況に疲れ、ネガティブになっているときに、その状況を肯定的に捉えるきっかけになってくれた本です。
●気分がアグレッシブになる作品
「ゼロ秒思考」シリーズ、とくに「行動編」ですね。何度も「即断即決即実行」ってフレーズが出てくるので、なにかモヤっとしていてもそれが思い出されて、考える場合じゃない、行動しようってなりますね。
◆F太さんはラジオもされていると思うのですが、ラジオ、オーディオブックを含め音声コンテンツの魅力はなんですか?
ながら聞きできるのはもちろんですけど、音声って情報が限定されているじゃないですか。その人の声に集中するのでその人の考え方が好きになっちゃうしテレビとか会話とは違う没入感があると思います。
あとは本だと繰り返し読むのは難しく感じますが、オーディオブックなら倍速を変えて早く読めるので、繰り返し読むのには向いていると思います。
繰り返し聴くと考えを深められたり、他の作品や自分の考えとリンクしやすくなりますよね。
音声で聴いていると、自分の話し方も変わってきます。テクニックとしては、話す仕事をする前に倍速で音声コンテンツを聴くんです。理路整然と話したいときにオーディオブックを聴くと「てにをは」がしっかりしているので頭が言語モードになってスムーズに話しやすくなるんですよね。
倍速で聴くと、頭の回転速度が上がっている気がします。ですので倍速で聴いて頭の回転を速めておくと、思考を整理するスピードが上がっているので会話するときに落ち着いて話せますよ。
会話力、コミュニケーション力を身につけたいという人には音声コンテンツがおすすめですね。
ちなみに僕のラジオを聴いてくださっている人もながら聞きしている人が多いですね。YouTubeで誰でもきけるのでぜひ聴いてみてください。アーカイブも全部聞けます。最新版は朝5時に配信中です!
F太さんのTwitter
◆ありがとうございました!
◆インタビュー後記◆
たくさんの考えやTipsを発信し続けているF太さん。ひらめきを得るためには、日々の情報収集もたくさんされているのだろうと思ったのですがやはり下地があってこそでした。
F太さんの特徴は「アウトプット」を見据えたうえで常にインプットしているということ。オーディオブックの読書も、外でのコミュニケーションに役立てるのを意識してスピードを上げて聴いていたり「てにをは」を意識していたり…。大変勉強になりました!!
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