【41】ため息。
今日ふと近くにいる人がため息をついていることに気がついた。
ため息の音を聞くのが久しぶりすぎて、「どのくらいため息をついていないのだろう」なんて考えてみたり。
僕の記憶が正しければ、おそらくここ一年はため息をついていない、と思う。と、同時に、誰かのため息もおそらく一年以上聞いていない。
思い返せば、昔スーツを着てサラリーマンをやっているときは、結構な頻度でため息を聞いていたような気がする。たまには自分も誰かと同じように、ついてみたり。
昔のことをあれこれ思い返していると、今のこの環境になんだか感謝したくなったのだ。ここで言っておくと、僕はあまりため息は好きではない。いや、「好きではなくなった」の方が正しいのかも。
ため息をすると、なんだか悪い空気を引き寄せてしまうような気がしていて、あまりいい気分にはなれない。
だから今この環境で、他人のため息を聞くこともない今の自分に、また、ため息をせずに生きていられる自分に対して突然感謝したくなった。
なんだか自分を褒めたくなった。
そんな日があってもいいかな。これからも居心地のよく生きるために、ただ待っているんじゃなくて、自ら掴みにいきたいな。
今日もお疲れさまでした。
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