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入江開発室と完全教祖マニュアル

オンラインサロンを知らない人からすると、オンラインサロンは宗教のように見えるらしいです。
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12423403996.html

メンバーからサロンオーナーにお金を払う流れや、中で何をしているのかわかりにくいところが宗教に似ているのだろうと思います。
私自身、入江開発室というオンラインサロンには入っているのですが、宗教のことはよく知りません。

宗教のことが少し興味が湧いたので、評判になっていた「完全教祖マニュアル」を読んでみました。

結論から言うと「完全教祖マニュアル」は面白かったです。
少なからず宗教は悪いものという印象を持っていたのですが、この本で宗教は良いものと思えるようになってきました。

ところで、この記事は入江開発室 Advent Calendar 2018の11日目の記事です。
なので半ば強引に、この本のマニュアルと入江開発室を比較してみようと思います。

完全教祖マニュアルは「思想編」と「実践編」に分かれています。
思想編の一部を抜粋します。

・教義を作ろう
・神を生み出そう
・反社会的な教えを作ろう
・現世利益をうたおう
・偶像崇拝しよう
・不安を煽ろう
・救済を与えよう
・食物規制をしよう

これらを入江開発室に当てはめてみて、運営に少しでも役に立てばいいと思います。

教義を作ろう
入江開発室の場合は「自分が作ったサービスで生きていく」ですね。

神を生み出そう
さすがに入江開発室に神はいないです。
ただ、本番環境にリリースするときに、「何か」に祈ることはよくあります。

反社会的な教えを作ろう
宗教、特に新興宗教の場合は反社会的なものになるそうです。
キリスト教や仏教も当初は反社会的だったそうです。
これは、(当時の)社会的な価値観で虐げられていた人々を救うために(新興)宗教の意義があったためです。
受託開発=社会的、個人のサービス開発=反社会的と考えると、上の教義は「反社会的」な教えと言えそうです。

現世利益をうたおう
こちらは入江開発室 Advent Calendar 2018の記事を見ていただければ、多くの利益があることが分かると思います。

偶像崇拝しよう
キリスト教の十字架はよく考えるとかなり自虐的なアイテムです。
サービス開発でも、エラーログをモチーフにしたアイテム(?)を作れば、もしかするとエラー耐性が身につくのかもしれません。
エラーログを拝みたくはありませんが。

不安を煽ろう/救済を与えよう
これは例えば、progateなどの教材が終わらせたものの、次に何をすればいいか分からない人に対して、
教材だけではサービスを作れない(不安)から、入江開発室で実際のプロジェクトで学びましょう(救済)
のように呼びかける感じでしょうか。
「不安」とか「煽る」とか偽悪的な感じがしますが、「困っている人を見つけ助けよう」という意味だと解釈しています。

食物規制をしよう
イスラム教が豚を食べない等が有名ですが、これらは「自分たちが特殊な組織に所属している」と思わせる効果があるようです。
特に食事など日常的な規制がある場合は、より信仰を強化できるようです。
入江開発室にはそういった規制やルールは特にありません。
強いてあげれば、「ブログを週一で更新するチャンネル」が近いと言えるでしょうか。

この他にも「暦を作ろう」とか「権威を振りかざそう」とかは参考になるかもしれません。

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今年はプロジェクトを見ているだけで、ほとんど参加できなかったのが反省点です。
もちろん、見ているだけでも勉強になるのですが、来年は教義を意識してプロジェクトにコミットできる時間を増やせるようがんばります。

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