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秋姫緋奈

 私が「CCS 18SS momoko」を迎えたのは他でもない、ぜひとも我がアヴァロンシティの看板娘2号である松永緋奈にこの艶やかな衣装を着せたいと思ったからである。ただし、せっかくお迎えしたmomoko本体のカスタムはしない。爪には金色が塗られているし、本体の完成度が高いので、これ以上手を加えられないし、ましてや、再植毛やリペイントなどで別のキャラクターに作り変える気もない。
 何しろ、初めてお迎えしたペットワークス版momokoだし、もったいないよね。それに、植毛の仕方がツインテール仕様の髪の分け目だから、手出し無用だろう。代わりにどんな服を着せようか迷うけどね。
 そう思ったが、結局は再植毛をした。やはり、着せる服の種類を増やしたいのでね。それはさておき。

アヴァロンシティの女神。

 我が美神ミューズ、緋奈。正面向きバストアップ。白く輝く胸元がまぶしい。こうしてみると、やはり緋奈は未成年の「美少女」ではなく、大人の「美女」なのだな。私は彼女を作る際、「かわいい女」ではなく「かっこいい女」を意識した。強く、賢く、美しく、セクシーでかっこいい、大人の女だ。そして、彼女やアスターティのような美女キャラクターを作るのにふさわしいのが、オビツの27cm女性型ドール用02ヘッドなのだ。
 ただし、この02ヘッドは基本的な顔立ちがかなり端正なので、十人並みやそれ以下の容姿のキャラクターを作るのには向いていない。せいぜい、目が細い地味系美人を作れる程度だ。例えば、『ファイブスター物語』(以下、FSS)のミラージュ騎士シトロン・メナー王女みたいなキャラクターだが、私が人形の目の描き方を変えたのは、メナー王女のような顔立ちのキャラクターを作りたいからである。もちろん、それだけではないが。
 まあ、そもそもリアル系ヘッドは、いかにもアニメ的なデカい目を描くのにはふさわしくないのね。

赤と青緑のエクスタシー。

 全身像。衣装の元の持ち主以上にハマっていると思うのはひいき目か? そう、私は緋奈のためにこそ、この衣装一式がほしかったのだ。衣装の元の持ち主本体の出番は別にある。

白いデコルテ。

 憂いを秘めた(?)斜め向き。オビツのノーマルボディはmomokoボディよりも胸が大きい(とは言っても、別に極端に大きくはない)せいか、余計にドキドキする胸元だ。

燃える秋。

 ポーズをちょっと変えて、また全身像。

歌姫にして舞姫。

 琵琶を持つ緋奈。彼女には音楽の才能はある。『Avaloncity Stories』第一部では琴や琵琶を演奏出来るし、現代では保育士としてのスキルの一つとしてのピアノ演奏も出来る。第二部以降でも、歌ったり、楽器を演奏したりするエピソードが出てくるだろう。

地上の天女。

 赤と青緑の対比が美しく映える。

実は某人気ゲームの登場人物が持っている剣をモデルにしたものを大々的に改造したものだったりする。

 一転して、武骨な代物。伍子胥から譲られた魔剣属鏤しょくる。この属鏤の剣が緋奈に譲られる経緯は、いずれ語られるだろう。
 ちなみに『Avaloncity Stories』の登場人物で「FSSで言えば剣聖クラス」と呼べるキャラクターの一人に彼女はいる。そもそも「戦う美女」としての緋奈のイメージは、FSSのメル・リンスや『マルドゥック・スクランブル』のバロットが元ネタなのだ。

元の剣に針金を巻いたり、パテを塗って乾かした後に、百均で購入したネイルアート関係の品々でコーティング。

 属鏤のアップ。長い年月をかけて「魔剣」となった「彼」には赤い宝石が埋め込まれているが、これは様々な悪霊たちを切り裂いて葬り去った結果である。そんな危険な得物を扱える者は限られている。
 緋奈には「彼」の魔力に耐えられるだけの力があるのだ。果心も一応は扱えるが、剣を用いる腕は緋奈の方が上である。果心と緋奈は第三部では魔法戦士の夫婦として登場するが、果心は武器の種類にはこだわらないので、緋奈とは違って「剣士」と呼ばれる事は少ない。
 そういえば、『シュトヘル』の主要人物たちは「剣士」ではない人が目立つ。ヒロインも含めて、剣を主要な武器にはしていない武人が目立つのは興味深い。

高貴な美女神。

 それにしても、惚れ惚れする。

麗しき女神。

 最後にまた全身像。モハメド・アリの戦法を表す名言「蝶のように舞い、蜂のように刺す」とは、松永緋奈(ヒナ・アスターティ)という女剣士にも当てはまる。艶やかに華やかに、蝶のように舞い、蜂のように刺す。

【David Lee Roth - Hina】
 月の女神、ヒナ。

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