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Maui & Big island&Kauai

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#カウアイ

32:Kauai ㉔ ホテル滞在雑感Ⅶ 心地良さの背景

32:Kauai ㉔ ホテル滞在雑感Ⅶ 心地良さの背景

 どれほど設備投資を行い完璧に近いホテルであっても、ホテル単体ではリゾート地での心身解かれた心地良さを得られるとは限らない。
 其処にホテルという箱がありブランドの衣を纏いラッピングされたとして、開けた瞬間の刹那的喜びは常に渡せたとしても「滞在中」の喜び・幸福感の継続は定かではない。それがレビュー評価高いホテルであったとしても保証確約はない。

 若干、話は逸れる。
 例のリゾート・フィに含まれる

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31:Kauai ㉓ ホテル滞在雑感Ⅵ 海辺のプール

31:Kauai ㉓ ホテル滞在雑感Ⅵ 海辺のプール

 マウイシェラトンホテルも同様に、すぐそこに海が控えているのにも拘わらずプールが在った。それは、決して幼い子用プールでもない。折角、海が目の前にあってもプールは賑わっていた。
 カウアイマリオットリゾートホテルも部屋のバルコニーから見ていると朝早い時間からバスタオルを使った場所取りが始まる。欧米の方々は本当に陽に肌を焼くことがお好きのよう。

 上の写真でも解るように部屋で使う「白い」バスタオルと

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30:Kauai ㉒ホテル滞在雑感Ⅴ 鳥

30:Kauai ㉒ホテル滞在雑感Ⅴ 鳥

 既に紹介した観光協会からは諸手挙げて観光大使にはなれないニワトリくんらを筆頭に南の島らしくカラフルな鳥たちも多い。それは、此処カウアイ島だけではなくマウイ島、ハワイ島でも同じだった。

 朝食や昼食で利用するレストランはテラスを含み開放的設計がされ、気分的にはピクニックに近い。

 こうして食事中もテーブルや足元に美食家の鳥らが訪れる。

 中庭の一角、人通りが絶えない廊下に面した木にいたオウム

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29:Kauai㉑ ホテル滞在雑感Ⅳ 遊び心 他

29:Kauai㉑ ホテル滞在雑感Ⅳ 遊び心 他

 2月末であった為、小中学生伴った家族連れはほぼ見かけなかった。夏を中心とした季節では又違った顔を見せているに違いない。
 ホテル前ビーチ沿いの散策では玄関からの表ルート車を使っての大回りしての買い物にならず、ショートカットでコンビニエンスストア的ABCをはじめレストランや土産店へ行くことが出来る。*実はマリオットホテル内ショップの方がサンドイッチ等生鮮食品含めABCマートよりも品揃えが良い。
 

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28:Kauai⑳ ホテル滞在雑感Ⅲ 建築

28:Kauai⑳ ホテル滞在雑感Ⅲ 建築

 大型リゾートホテルであるマリオットリゾートホテルも又多くの客室を持ち、建築物自体は変わり映えしない箱だ。
 当然、躯体も直線である。
 だが、マリオットリゾートホテル滞在中はビジネス的な硬い印象は受けなかった。それは、至る所に施された曲線の影響もあるだろう。
 以下、この章は建物の紹介が中心になる為、写真が中心となる。

 プールに面したレストランは開放型になっている。

 また、広い中庭に面し

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27:Kauai⑲ ホテル滞在雑感Ⅱ 居住性:仮住まいとしての仕様

27:Kauai⑲ ホテル滞在雑感Ⅱ 居住性:仮住まいとしての仕様

 このホテル室料ではヨーロッパ都市部ローマ、ロンドンに40㎡強の広さは求められない。内装やアメニティは納得であっても広さには限界があった。
 観光地が都市部を離れた時に救われることは宿泊する部屋に十分な広さがあること。これが観光地を散策し日中は不在でほぼホテルは眠る場所であればある程度割り切ることは可能。
 しかし、7日前後短期の滞在であっても、滞在型旅行の場合はホテル居室広さの影響は大きい。

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26:Kauai⑱ ホテル滞在雑感Ⅰ 解放感

26:Kauai⑱ ホテル滞在雑感Ⅰ 解放感

 日本とは違い梅雨や雪が無い季節がこの建築を許している要素は大きい。
 育った樹木の大きさにも癒されるが、日本でいう借景のようにそれを含んでのエントラスの高さは群を抜いている、その上、そこを風が吹き抜ける心地良さ。

 比較対象の車の無しではホテルのエントランススケールが伝わらない。

 列柱の下はまだロビーではなく、此処では手配の車待ちであったり、到着時のスーツケースを先ずベルパーソンに預けるエ

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25:Kauai⑰ ダニエルK.イノウエ キラウエア灯台

25:Kauai⑰ ダニエルK.イノウエ キラウエア灯台

 下調べの時点で月曜が休みであることは了解していた。詳細がなく同欄に「ビジターセンター」の文字があるところをみると一帯は公園化され灯台は管理内のよう。それでも、明日は帰国日。最後の行動日をこの灯台を含む北ハナレイまでをドライブ目標とした。

 私たち同様諦めきれない人は予想外に多く、皆とフェンス向こうに入られないまま遠くから灯台を眺める。

 案内では鳥類が多く観察出来る場所とあった。幸いにも休園

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24:Kauai⑯ Wailua Falls ワイルア滝

24:Kauai⑯ Wailua Falls ワイルア滝

 リフエを中心にみて若干西に位置するキロハナで午前中遊んだ後、一旦リフエに戻り反対方向西へとドライブコースをとる。
 前日不安だったことは、どう地図を拡大しても次の目的地ワイルア滝へは「滝往復」コースを取るしかないようでそのまま北へ抜ける道が見当たらないことだった。リフエR56からマアロ・ロードR583を通って約4マイル(6.4km)とあるが、近そうでいて往復となると地味に時間を取られる。

 「

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17:Kauai⑨ Waimea CanyonⅠ

17:Kauai⑨ Waimea CanyonⅠ

 ハワイ諸島の中ではカウアイ島は大きな島ではないが、この渓谷は「太平洋のグランド・キャニオン」と呼ばれるほど「長さ約22km、幅約2km、深さは実に1,000mを超え」他のハワイ諸島では見られないスケールを持つ。

 事前に調べていた時の写真そのままの渓谷が圧倒的なスケールとしか云い様がない姿で駐車場からすぐの場所で展開していた。

 カウアイ島のキャパシティだからこそ実現する同時に見渡せる贅沢な

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16:Kauai⑧ Hanapepe Downtown Ⅱ

16:Kauai⑧ Hanapepe Downtown Ⅱ

 此処ハナペペでは「Swinging Bridge」が目当てで立ち寄った。「揺れる橋」確かに日本でも至る所に在りはする。構造上揺れることが当然の橋もある。敢えて『揺れる』を強調した観光案内は彼に指摘を受けるまでもなく、「揺れる」位しか謳い文句がない所なのだろうと期待はしていなかった。
 でも、何となく勘が働いた途中立ち寄り提案だった。

 小さな町には不釣り合いな程、しっかりとした橋への案内。

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15:Kauai⑦ Hanapepe Downtown Ⅰ

15:Kauai⑦ Hanapepe Downtown Ⅰ

 カウアイ二日目は一日をリフエから西へのドライブを楽しんだ。
 この日の最終目的地はワイメアキャニオン。先ずは彼が行きたがった「潮吹き岩」経由し、次の寄り道は私の希望ハナペペタウンにある「Swinging Bridge」。私の勘が見事に当たったことが多少悔しい彼が君の見たい揺れる橋も怪しいよね、と一応抵抗しているよう。

 「ほらねっ、正解!」が到着時。
 大きな仕掛けがあるどころか徒歩で10分程

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13:Kauai⑤ ハワイ諸島車事情

13:Kauai⑤ ハワイ諸島車事情

 先ずは国際免許証の準備が必要。名前は大仰だが単に免許証の翻訳版のような物で申請発行は簡単で時間もかからない。*国内で済ませ持参
 ハワイでは事故さえ起こさなければ国際免許証は不要とも聞くが、慣れない道路事情での運転の為私たちは抵抗なく毎回準備している。
 レンタカー諸手続きの中で引き渡しにはゆっくり時間がある。この時に車の仕様確認は日本とは異なる「ウィンカーとワイパー」の位置をはじめ「ライト」「

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12:Kauai④ 至福の瞬間

12:Kauai④ 至福の瞬間

 チェックインの此処でも訛りが強くありふれたおきまりの手続きが聞き返し多く、とうとうスマートフォン翻訳を使いながらとなった。ホテルフロントで苦戦したのは初めてである。
 ともあれ、レンタカー手続きとフロント手続きが終わりここからはリフレッシュの時間だ。

 カウアイにはマリオット系列ホテルが二か所ある。私たちが利用したのは空港から車で2~3分ナウィリウィリ港に面するカラパキビーチに位置するリゾート

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