「ザ・ファブル」

監督:江口カン
制作国:日本
製作年・上映時間:2019年 123min
キャスト:岡田准一、安田顕、佐藤浩市、木村文乃、柳楽優弥、向井理、山本美月、福士蒼汰、佐藤二朗

 原作コミックは全く知らず(読まず)作品を観る。
 裏社会物は実生活で触れる機会がない限りフィクションで描かれても比較しようがない。そうした意味ではどう描かれてもアリなのだろう。

 私が映画館に足を運んでも良いかと判断したのは、主演岡田君キャスティングではなく安田顕氏と柳楽優弥君の両名のキャスティング。

 柳楽優弥氏、目力がある俳優と知っていたが、今回は半端ない存在感を示す。年齢的にはまだまだ裏社会でも若手に位置し、勢い余って空回りするあたり。それでも、勢い、はったりで渡っていこうとするチンピラ風情を良く演じていた。特に慕っていた海老原とのシーンでは師弟関係も印象に残る。
 スピンオフがこのお二方で出来そうなくらいだ。

 これまでに安田顕氏主演の映画は幾つか観てきた。今回のように主演作品でなくとも、気が付くと安田演じる海老原に見入ってしまった部分は思い入れがあることは確かだが、そこを差し引いても年齢を味方にし役の幅の広がりを見せる。特にラストシーンはその押し殺した悲しさが十分に伝わる。

 岡田君のスタント無し演技云が記事としては目に入っていたが、彼の身体能力性を目的に足を運んでしまうそうしたとシーンは満遍なくあるわけでは無く残念な展開になるかもしれない。
 安田顕氏柳楽優弥氏の夫々の演技に★を。
★★

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ave_maris_stella

真夜中の秒針の音を消して、静かに誰かにこの言の葉が届きますように

映画Ⅱ 映画館上映を中心に

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