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皆さまこんにちは!
ミスター600mm!!
ヒコーキの世界を超望遠で切り撮る航空写真家
深澤明です。

雲のないドピーカンも好きですが、適度に雲がある方がもっと好きです。理由は、その方が絵作りが楽しい。

ヒコーキの写り方の大小に関わらず、間を意識して撮影しますが、雲があると奥行き感や臨場感も増してくるため、写欲が増す感覚です。

ジャンボの存在感も、機体胴体のツヤ感も、雲があればこそ映えるシーンがあります。

白い雲と青空の間がいい

アメリカのサザン・エアウェイズ・エクスプレスのサーブ340です。サーブはまだまだ現役で飛んでいます。

逆光気味ではありますが、白い雲と青空の間でどう捉えるか。青空部分に突き抜ける瞬間も良い感じですが、あえて白い雲が背景のショットをセレクトしています。その方が躍動感が伝わる気がいたしました。

雲があればこそ、いろいろな捉え方もできます。

そう遠くない将来退役するであろうボーイング717

おそらく数年以内には退役するであろうハワイアンのボーイング717。ダニエル・K・イノウエ国際空港で撮影していると頻繁に飛来してきます。まだまだバリバリの現役機材としての存在感がすごいです。

これはRWY4Rへの着陸シーンですが、やはり雲があるおかげで背景がやや露出的に落ちていることから、機体の白色が映えています。

このように、適度に雲があって、空間に光の濃淡を作ってくれると、絵作りは格段に楽しくなります。

例え機体そのものに光が当たらなくとも、それがかえってツヤ感の演出になったりいい雰囲気になったりしますから、晴れだけに拘らずに撮影に臨みたいものです。

どんな天気であれ、基本的にはヒコーキは飛んでいますからね。

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