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皆さまこんにちは!航空写真家の深澤明です。

写真本来の〝記録性〟という意味からしますと、私たちが撮影するその1枚1枚が歴史の1ページになる。そんな想いを常に抱きつつ撮影に励む毎日でございます。

写真は日本における特別塗装機の原点ともいうべき、ANAのマリンジャンボです。

しかもレアな羽田空港での雪レフショット!!なおかつ、いまはなきRWY33への着陸シーンです。

ところで、本日2023年4月3日。JALグループの入社式が、JALメンテナンスセンター2 格納庫内で執り行われ、グループ37社、計1,985人という盛大なものとなりました。

そのJALメンテナンスセンター2、写真でいうところの、A300がいる後ろの格納庫がそれです。見ての通り、元JASの格納庫です。

「いやいや、JALメンテナンスセンター1もJASだったでしょ」

とツッコミが入りそうですが、JAS(日本エアシステム)という会社があり、その目で見ていた、乗っていた、という人はある一定以上の年齢の方ですので、時の流れを感じます。

RWY16から離陸するマリンジャンボ[写真 : 学生時代の深澤明]

JALやJASの話題なのか、ANAのマリンジャンボの話題なのかよくわからない投稿になっていますが、羽田空港がビッグバードになった頃の航空業界には、カーボンニュートラルもレベニューマネジメントもない時代でしたから、ずいぶんと変わりましたね。

「盆暮正月だけ満席、あとはガラガラ」でジャンボが飛ぶ路線もあり、搭乗者は窓側のみ。昔は茶菓や時間帯によっては軽食も出てきましたから、利用者にとっては良い時代だったかもしれません。

喫煙席もありましたからね。肘掛けのところに灰皿がありました。ワタクシも機内での喫煙経験アリ、でございます。鉄道も同様に、普通に吸ってましたね。

ガラガラのジャンボでお菓子を1フライトで3回いただいたこともありますし、あまりに時間を持て余していた客室乗務員の方と話し込んだり。。。。。

懐かしい思い出です。

そんなワタクシが、いまこうして航空業界の動きを追いつづけることができる立場でいることは、心から望んでいたこととはいえ、とても喜ばしいことです。

コロナ禍からの立ち上がりで、いろいろと大変なことも多いと思いますが、航空業界に入った皆様には、航空業界の発展のため、そして日本の未来のために、業務に打ち込んでいただければと思います。

ご入社おめでとうございます!!



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