見出し画像

皆さまこんにちは!
ミスター600mm!!
若い頃は(遠い昔のような!?)逆光の写真が好きではなく、または撮れないと思い込んでいた航空写真家の深澤明です。

逆光をローキーにカッコよさげに撮る。

これは実は朝飯前、なんですよね。

それなりにエッジを効かせて、被写体の際立つ部分にフォーカスしているみたいな感じです。

しかしながら、心の奥底には

「ローキーというか、アンダーっぽく撮っていればそれっぽく見えるよね」

という感情が沸々と湧いているのです。

スタジオ時代に周りの先輩に

「写真の上手い人は」

という問いを投げかけると、大多数は

「アンダー目に撮る人」

という答えでした。

これは、プロフェッショナルに聞いているので、印刷まで想定しての話も含まれているので、純粋に「写真」だけにフォーカスしたことではない側面はあります。

逆に「オーバーめにフワッと撮るのは誰でも、それこそそれっぽく見えるよね」というスタンスだったのではないかと思います。

いまのワタクシが逆光に対してもどう思っているかと言いますと、、、、

(写真を撮っている自分に光が当たっているぜ)

です。

ね、アホでしょ。

なんで自分が主役になってるのよ、と思いますよね。

一方、「光を追いかけて」順光で撮れるスタンスを撮る人がいますよね。

心の中では(それは光を追いかけていないよね)って思ってます。

光を背負っていては、追いかけていないんですよ。

単に「順光側に立ちたいだけ」なんです。

追いかける対象は、目の前にないと。

後ろにあっては、追いかけていないんです。

と思っているのです。

(そうか、光に向かって被写体を追い続けている時って、自分自身にも光があっていて、輝いているのかもしれない)

これを本気で思うようになってから、本気度が増したといいますか、もう今年が最後のつもりで目一杯やってみるかって本気で思っていて、毎日のように、狂ったように、撮っています。

誰かに恐れ入っている暇はなく、「今度でいいか」ではなく「いましかない」「やるならいましかない」(←長渕さんっぽい言葉ですが)と思って行動する。

誰に何を言われようと、ヒコーキ写真に狂った日々にしよう。

そのきっかけは、逆光、でした。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?