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雨の日のゴーアラウンド

皆さまこんにちは!
ミスター600mm!!
ヒコーキの世界を超望遠で切り撮る航空写真家
深澤明です。

直前の離陸機からバードストライクの可能性を示されたのか、着陸しようとファイナルアプローチしていたヒコーキがゴーアラウンドしていきました。

滑走路よりだいぶ離れた位置からのゴーアラウンドだったので、周りにいた人たちは気がついていなかったようです。

逃さずに雲に入る前にシャッターを押せて良かった。

と、写真的にはそうなのですが、搭乗している人からすると「何時何分のバスに乗れそうだな」とか、「何時には家に帰れそうだな」とか考えていた矢先に、エンジンパワー全開〜っ!

となる訳ですから、安全上の理由とはいえ「おいおいおい!」でございます。

取材でご一緒する人たちとたまに「GTBやATBの経験あります?」的な会話をすることがありますが、「GTBやATBの経験はないにしても、ゴーアラは?」と聞くと、案外ゴーアラ経験者は少ないものです。

ワタクシは数回経験していますが、一番写真的に感動だったのは、ANAのボーイング787に搭乗していたとき、羽田空港のA滑走路(RWY34L)に着陸しようとしていましたがゴーアラウンドしました。夜でした。

そのまま左旋回に入るのかなと勝手に想像していたのですが、なんとそのまま緩やかに右旋回に。

右の窓側席でしたので、東京タワーや東京の摩天楼の夜景にウットリ。まるで超豪華東京遊覧飛行のようでした。

急いでいる方やヒコーキが苦手な方には酷な時間だったと思いますが、ゴーアラウンドなどのあらゆる可能性があるのがヒコーキですから、受け入れるしかありません。

ヒコーキ好きには、たまらない時間ですけれどね!

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