見出し画像

Vol.19 「5S」で生産性を向上させる

皆さん、こんばんは!

皆さんは「5S」という言葉をご存知でしょうか?
耳にしたことがある人もいれば、絶賛活動中という方もいるかと思います。今日は「5S」についてお伝えします。

■5Sとは

「5S」は、製造業やサービス業などで用いられる、職場環境の維持・改善のためのスローガンです。職場環境にまつわる5つの言葉の頭文字Sをとって「5S」と呼ばれています。掃除や片付けによる職場環境をきれいにする美化活動とはやや一線を画します。

その5つの言葉とは、整理(Seiri)、整頓(Seiton)、清掃(Seisou)、清潔(Seiketu)、躾(Situke)のことを指します。

①整理:要るものと要らないものを区別して、要らないものを処分すること
②整頓:要るものをきちんと使いやすい場所に置くこと
③清掃:身の回りや道具をきれいに保ち、いつでも使えるようにしておくこと
④清潔:整理・整頓・清掃の3Sを維持し、環境を清潔に保つこと
⑤躾:決められたルールや手順を守る習慣をつけること

5Sはそれぞれの企業でカスタマイズして使われます。そのため、5つのSの意味は企業ごとに異なっています。そのうちの一つに「仕事の5S」というのもあります。

①整理:価値のある仕事と価値の無い仕事を区別する
②整頓:仕事の偏り、滞りをなくして、ムリ・ムラを減らす
③清掃:仕事が滞りなく行われる環境を作る
④清潔:上記3Sを継続し、仕事の負荷や状況を視覚化する
⑤躾:ルールやプロセスを習慣づける

5Sは職場環境の改善や業績の向上にも大きく関わる重要概念です。組織のみならず個人で活かせば、仕事ができる人に一歩近づくこと間違いありません。

日々是好日