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Vol.12 苦しいときこそ応援が支えになる

7/31付の日本経済新聞(夕刊)の紙面に、プロトレイルランナー鏑木毅さんの記事が掲載されていました。

鏑木さんは50歳で今年8月末に開催されるUTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)に再挑戦されるそうです。

ちなみにUTMBの開催地はフランスで、距離169.4km 、累積標高差9,889m、 制限時間46時間30分という数字を見るだけでも目が回りそうになるくらい凄い大会なのです。

2016年開催の白馬国際トレイルランで、私は一度、鏑木さんに颯爽と山道を追い抜かれたことがあります。あの時はプロとアマチュアの走りの差を見せつけられれました。だからかもしれませんが、記事を読んで鏑木さんの姿勢に心打たれずにはいられませんでした。

鏑木さんは再挑戦するにあたって、このように述べていました。

〈レース直前期は他者からの期待でプレッシャーにつぶされないよう、あくまでレースは自分のためであり、最大限楽しむことだけを考えるのだ。そして自分自身が最高の準備を経て臨んだのであればいかなる結果をも受け入れようと腹をくくると平静を保つことができる。だがレース終盤の地獄にいるような苦しい局面に置かれると支えになるのはやはり応援が一番。苦しい時に助けてくれた方々や応援してくれるファンの顔や温かい言葉が、折れかかった心を支えてくれる。〉

苦しいときこそ応援が支えになる。本当に同感です!そして、記事の最後にこう締めくくっていました。

応援される立場に今、自分がいるという幸せをかみしめ、さまざまな形で応援してくれる人々に心から感謝し、前向きな力の原動力としたい。

環境は違えど、今の私も応援の有難さに感泣しております。
頑張りを後押ししてくれる人たちの存在は本当に貴重ですね。

日々是好日