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Vol.54 相手の利益になるものを渡す

「人の目を見て話をせよ!」

一般的に大切なことだと言われますが、苦手にしている方もきっと多いはず。かく言う私も苦手で、中学校時代に担任の先生からしばしば注意を受けていました。あの時、素直に聞く耳を持ち、正しておけば今頃は一味違った人生を送っていたのかもしれません。

苦手意識を持つ原因として、恥ずかしさを感じたり、途中で何を話せば良いのか分からなくなったり、人の目が怖かったりなど様々なものが考えられます。

世間では、対処法として「相手を人間だと思わず、カボチャだと思って話をしなさい。」「相手の目は水晶体の塊。輝いた石だと思いなさい。」など比喩表現を用いたものもあれば、「相手を飲み込む勢いで話をすればよい。」などマウントを取るようなものもあります。

ですが、いずれも対処療法的で、根本的な解決に繋がっていないのではと私は思っています。怖さや恥ずかしさがあるのは、自分ばかりに意識が向いているからであって、相手が何者なのか、どんな事に興味があるのか、とにかく相手を知り、相手の利益になるよう意識を強く向けることが解決に繋がるのではないかと考えます。

人の目を見て話す場合は、相手の利益となるものをたくさん渡す。一つの考え方ですが、是非取り入れてみて下さい。

まとめ

相手の目を見て話せないときは自分に意識を向けているもの。
相手(他者)に強く意識を向け、その上で相手の利益になるものを渡す。


日々是好日