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Vol.22 顧客視点に立った経営が求められる

皆さん、こんばんは!

今日は外に出て本屋巡りをしました。とりわけ商店街にある古書店を見ると吸い込まれるように入ってしまいます。旧字体で編纂された書物が好きで、そこに先人たちの智慧が眠っているように思えるんですよね。

さて、今回は私の知人から得た気づきをお話しようと思います。

私の知人はジムに入会する際、年払い一括で年間会員になりました。けれど、1ヶ月後に家事や育児で忙しくなり、以後、休眠会員になってしまったそうです。

「私が休んでいる間、ジムのスタッフから何にも声が掛かって来ないんだよね。」

知人はこう不満を漏らしていました。契約上、返金されることも無いそうで、さらに不満の声を上げました。

私が気になったのは、知人が漏らした【ジムスタッフから声が掛からない】の件。

経営者サイドは知人のような休眠会員を複数抱え込めば、契約期間中に発生した役務提供をすることなく金銭を得ることになります。つまり、契約期間が切れるまで休眠会員のままでいてくれる方が都合が良い。

ですが、もし私が経営者だったら休眠会員にアクションを起こして、更にお金を使って頂ける仕組みを作っただろうなと思ったのです。知人があのような不満を漏らすということは、他の休眠会員にもジム側からアクションを起こしていないことは容易に想像できました。

経営者は目先の利益を追求するのではなく、まずは、顧客視点に立った経営が求められるのではないか。

不満をぶちまける知人から得た気づきでした。

日々是好日