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Vol.9 イネがネギに染まる瞬間

皆さん、こんばんは!

同じ風景を見ても、人によっては違う風景に見えることってありますよね。
それはひとえに、人間は思い込みという錯覚の世界に生きているからだと言えますが、その気づきをひょんなことから再確認しました。

先日、仲間と一緒にトレイルランをしていたときのことです。

岩山の頂上で腰を下ろして休んでいると、眼下に緑に覆われた田んぼが広がっていました。太陽の光を受け、青々とまっすぐ伸びている。そんな素敵な風景を見て疲れた体を癒していました。

すると仲間の一人が驚くべき発言をしました。

「ウチの娘(小3)、あれをネギって言うんよ。」

その場に居た仲間たちはお腹を抱えて大笑い。
何でネギやねん!と総ツッコミが入る始末。

でも確かにネギに見えなくもない。
不思議とイネがネギに見えた瞬間でした。

また、振り返りの際、絶対にこうだ!という決め付けや思い込みをしていないか、そんな反省が生まれましたし、時に取り返しのつかない結果を招きかねないのではないかという恐れを抱くようになりました。

何気無い投げ掛けが、見る世界を変えるものですね。

日々是好日