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あわいものやとわたし⑭

あわいものやとわたし

年に一回くらいだけど、たまに顔を見せにいくと、ホッとする場所。

火星にある実家に帰るような。朝になると、実は幻だった?と思ったりもするけど、確かにある。私にとってはオアシスのような空間。

時には、よかったものは永遠によくあって欲しいという幻想から引き戻してくれる。

ホロスコープの勉強会は一回聞いた。勉強するのは私には難しく。しかし、ぺこさんの軽やかなお話はすごく面白い。心地よく耳に流れてくる言葉。
決まった星周りはあるけど、それだけではない『出会う』ことで変わる可能性があるという、サラッと耳に残る力強い言葉。

良いことも、悪いことも、永遠に続くことなんかないという、当たり前だけど忘れてしまっていて、人生を空回してしまう方が楽と勘違いしたまま実はそこに絡まって自分でも気が付かないうちに息が詰まっていることから、サラッと開放させてくれる場所でもある。

ぺこさんの纏う空気が、病気で亡くなった友人に似ているのもあるかもしれない。

今年初めて、自分の誕生日に、ホロスコープからの手紙をお願いした。日が経つに連れて、謎だった部分も溶けていく、本当に同じ文章を読んでいるんだろうかと毎回驚きながら、何回も読んでいる。

熱々のチャイを、また飲みに行きたいです。

クロコ

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