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千葉から富士山が愛でられる温泉。千葉県成田市「大和の湯」

千葉県成田市の田園地帯に佇む温泉施設「大和の湯」。場所としては非常にわかりづらく、細い路地やクルマ同士がすれ違えないくらい狭い踏切を渡った先に施設を構えています。

コンセプトは「大人が静かにくつろげる空間」。なるほど、この場所は大人じゃないと辿り着けません。そして本当に「大人が静かにくつろげる」ために、小学生未満の子どもは入館できないのだそう。まさに隠れ家的な温泉です。
温泉は1F。内湯と外湯があります。お湯は黒湯。関東地方でよくみられるモール泉ですね。若干トロみを感じるお湯は、浸かったそばからお肌がツルツルになります。泉質はナトリウム−塩化物炭酸水素塩。湯冷めもしにくいお湯です。

写真出典:大和の湯公式HP

この露天風呂、春は桜が咲いて花見風呂が楽しめるとのこと。春になったらぜひまた訪れたいですね。
空気の澄んだ今の季節なら、地平線の先に富士山を見ることができます。

写真出典:大和の湯公式HP

施設の3Fにはサウナと井戸水を汲み上げた水風呂があり、遠く景色を眺めながら整う、なんてことも。
そして珍しいのがラディアントバス(輻射熱温浴)があるということ。

写真出典:大和の湯公式HP

ラディアントバスとは石とタイルで作られた寝椅子、床、壁面の内側にパイプを通し、温水を循環させ輻射熱を利用して体温より1~2℃高い温度に調整された室内の寝椅子で体を芯からじんわりと温めていく寝椅子型の温浴方法です。岩盤浴に近いですが「体温より1~2℃高い温度」に設定されていることから、岩盤浴よりマイルドなイメージです。より長い時間リラックスできそうです。

こちらの施設、大人がくつろげるこだわりの空間をしっかりと押さえてあり、決して広いわけではありませんが、エステスペースやフィットネスジムの施設も完備している当たり、一日中いられる素敵な「隠れ家」です。

大和の湯
所在地:千葉県成田市大竹1630
入浴料:平日850円 土日祝1,000円(2023年12月現在)
定休日:無休

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