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晴美から寂聴まで

もうゴール手前と知っての自分史的エッセイ。

交友録とも取れる。

名だたる作家や文筆家、ショーケンとの逸話が綴られてとても興味深い。

文体はやはり昭和的で歳を経ても明晰な頭脳が見え隠れする。

女版火宅の人の半生から、晩年は仏門に帰依し静かに過ごす。
とはならない。激しい気性の持ち主はセクシーでお茶目なお人柄に変わったけども、ありのままに生きられた。

庵主の一生を振り返る時、私はこのように生き、このように死ぬことができるのだろうか?と思う。

#瀬戸内寂聴 #瀬戸内晴美#その日まで#寂庵

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