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ウォール街 : 初めてのはずなのに懐かしい場所

突然ですが、初めてなのに懐かしい場所ってありませんか?旅をしていて、あれ?ここ知ってるかも…といった気持ちになったとか。

ニューヨーク証券取引所

私の場合、ウォール街周辺がそうでした。
足を踏み入れた時、愛着ある街に帰ってきたと不思議な想いに駆られたのです。タイムスリップしたようにかつての金融街、歴史ある建築物がある街並みにワクワクしました。その時のモードは自分の中の何かが生き生きとした青年に切り替わるような。

ニューヨークでの休暇なら別のエリアを選択すればいいものの、ウォール街近くのホテルを自然に選び宿泊していたこともありました。

以前、旅の途中に立ち寄ったグラスゴーではホテルが船会社の跡地にあり、レストランにあった写真を見てハッとし、ブリテン島からNYへ移住してきたのかなと想像したりも。

レストランに飾ってあった写真


船会社の過去のポスター

全く根拠のない、自分だけのそんな気がする…を時空を超えて受け入れてみるのもいいかなと最近は思います。

旅したいと無性に惹かれたところは、もしかしたら別の人生で暮らしていた街かもしれない。大好きな場所を今回も訪ねてみたくなってしまったのかもしれない。そう捉えると今世の人生にも深みと楽しさが増すんじゃないかなと。

何度生まれ変わっているかわからないけれど、今までのいろんな自分が結集して、今回わざわざこの時代の日本を選んで生きている。そう思うとちょっとばかり心強く、もう少し安心して生きてみようと思うのです。


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