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覚悟。

誹謗中傷は、わかりきっているんです。

「けがらわしい」
「そんなことして稼いだお金なんて」
「親が悲しむ」

などなど。
「はいはい、そうですね〜」
ってこちら側は生返事したくなるような。

ぶっちゃけ、
じゃあ、お金肩代わりして?笑

って話ですよ。
どこかで「同情するなら金をくれ」
って聞いたことあるけどまさにそれ!

わたしの借金総額は約1億2000万円。
利子とかそんなのも合わせたらもっといくかもね。
内訳は母親が起こした事故による、
JRへの賠償金と
大学の奨学金と田舎者のわたしが
東京に来てまんまと悪徳商法に
騙されてしまったが故のものです。

つい先日、父親から突然電話がきて
開口一番、「自己破産するかもしれない」と。

父親が涙声でした。
父は一般のサラリーマンです。
田舎なので月収も東京の相場とは大きく異なります。

一生懸命働いたお金も全部返済にあてられ、
家では母に除け者にされ罵声を浴びせられ
それでも歯を食いしばって我慢している父。

まだ小学生だったわたしが
お金って人を鬼にするんだなと知った瞬間でした。

母は新しい事業を始めてもすぐに飽きて
また新しいことに手を出したり、
怪しい宗教団体に入り高額のお金を払っていたり。

裕福な家庭ではないのに、
かなりの見栄っ張りだから
私立の中高一貫校に通わされ
センター試験・国公立試験もうまくいかず
結局私立大学へ。

わたしは大学なんて行かなくていいと
猛反発しましたが進学することに。
ただ、授業料が払えないので奨学金を借りることに。

お先真っ暗な人生スタートでした。

これまで母が作ってきた借金を
肩代わりをしてきたのをみてきたからね。


昔もいまも、父は幸せなのだろうか。

わたしは父親が本当に大好きなので、
売れるもんは全部売って助けてあげたい。
残ったのは「わたし」。

一刻もはやく、父親を楽にしてあげたい。

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