24歳の振り返り

この一年も色々でしたね~。振り返りますか。


・漫画


『ルポルタージュ』(売野機子,バーズコミックス)

恋愛結婚が珍しくなった世界のお話。「非・恋愛コミューン」を過ごす若者たちのシェアハウスがテロリストに襲われ、主人公の聖さんがその被害者のルポルタージュをつくるために取材をすすめていきます。なんだろうな。主人公のミステリアスで、でもすぐに壊れてしまいそうな感じに釘づけになってしまうところがある。打ち切りになってしまったけれど移籍するらしいのでたのしみ。


『或るアホウの一生』(トウテムポール,ビッグコミックス)

将棋漫画です。高校生の主人公が三段で四段に上がるためのリーグで戦ってるところからはじまる。主人公はなんというか主人公らしくないぼんやり感を持ってるし、めちゃくちゃ強い!みたいな描写がされるわけでもないのだけど、描かれないことで彼の「天才性」みたいなのが妙に浮き彫りになるような感じもある。裏サンデーで追っかけ連載もやってるのでぜひ。


『それでも町は廻っている』(石黒正数,ヤングキングコミックス)

それ町は中学生の頃、三巻が出たくらいから読んでいて、それが大学院卒業のタイミングで完結したのでもうそれだけでワーッて感じです。石黒先生は『ネムルバカ』『外天楼』など短編もすばらしいんですよね……


『空電ノイズの姫君』(冬目景,バーズコミックス)

冬目景の描く絵はほんとうによい。ふわふわの髪の毛でレスポールを超テクで弾き鳴らす女の子の漫画です。サイコーですね。


『とんがり帽子のアトリエ』(白浜鴎,モーニングKC)

良いファンタジー。良い書き込み。良い漫画。こういうの久しぶりに読むからどきどきしてしまうな~


『少女ファイト』(日本橋ヨヲコ,KCデラックス イブニング)

相変わらず最高の日本橋先生。一年に一度コミックスが出るだけでテンションがとてもあがる。でも最新刊、Amazonレビューで昔からのファンから厳しい評価されてますね……。「相手校を掘り下げすぎでノれない」というのはまあ話の展開のテンポとかの問題なのだろうなあ。まあレビューはレビューなので。僕は何度も読み返してワーッてなってます。


・音楽

シャムキャッツはアルバム買ってワンマンもいけて、さらに好きになった。Travel Agencyはほんとうに名曲ですね。

Alfred Beach SandalとSTUTSもよく聴いた一年でした。ビーサンは大阪で弾き語りを、STUTSは渋谷と、松本市のりんご音楽祭で見ました。よかったなあ。

STUTSを見に行った渋谷のクラブで、chelmicoをはじめて見たのだけれど、完全にひとめぼれしました。鈴木真海子さん、声も歌い方もクールですごくよい…

りんご音楽祭の1日目トリ、これを見たのだけど本当によかったですね……

他にもいろいろ紹介したいのだけれどまた今度。またフェスいきたいな~


・短歌

25歳もがんばってつくっていきたいですね。よろしくお願いします。

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