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自分の人生に覚悟を決め、一歩ずつ進む

平成から令和へと元号が変わるタイミングと同時に自分の人生がこんなにもドラマティックに変化するとは。
結果的にそうなってしまったのですが、去年の夏頃までは全く予想していなかった展開となりました。

なぜかと言うと、これまで丸6年働いた会社を退職し、今月に東京から地元の関西へ帰ることとなり、来月5月半ばからは1ヶ月スペインへ初めての長期一人旅を計画しているからであります。


わたしは大学卒業と同時にある会社に就職し、1年目は大阪で働き、2年目から退職するまでの5年間は東京で働きました。
上京と同時に、人生初めての一人暮らしもスタートさせました。

仕事は大変なことがありつつも、今思えばとても楽しく充実した日々だったなぁとしみじみ感じています。

仕事はやりがいがありとても楽しかったですし、東京での暮らしも楽しく何不自由ありませんでした。

けれど、同じように進む毎日の中で、数年前からふと「わたしはこのままで良いのだろうか」という疑問が頭の中に漠然と浮かんでは消える、そんなことがしょっちゅうありました。

この職場で仕事を続け年を重ねることに何となく抵抗があるけれど、じゃあ具体的に自分は何をしたいのか。
いくら考えても分からず、一人で真っ暗な出口の見えないトンネルにいるかのような日々が続きました。

わたしは何を仕事にしたくて、何が好きで、どんなことを楽しいと感じるのだろう。
それを知りたくて、本を読んだり同世代の同じように考えている人のブログを読んだり、自分の好奇心が向くままに料理を習ったり作ったりしました。

特に料理は食べることも作ることも楽しく、フードスタイリングの勉強も少ししました。
英語を勉強することも好きで海外のレシピ本を読んでみたり、フード系のドキュメンタリーを見たり。
哲学を学んだり生き方について考えるのも好きで、そうした本も積極的に読み、とにかく気になるものは納得するまで調べ自分なりに勉強しました。

このように自分の好奇心を加速させやりたいことを見つめるうちに、仕事をする時間がどうしてももったいなく感じてしまい、もっと別のことを仕事できたらいいのに、とより強く感じるようになりました。

そして去年の夏頃、そろそろ仕事を辞めて一度自分の時間をもっと取ってみたいと思い、2019年3月末で会社を退職することを決めました。

その決断とはまた別に、去年の10月に人生で初めてスペインへ旅行をし、それがきっかけで一気にスペインが大好きになりました。

できればもう一度、ゆっくりスペインのあらゆる街を訪れてみたい。
そう強く感じるようになり、幸せなことに退職に伴い時間もできたので、まずはとりあえず1ヶ月行ってみようと、5月に旅の計画を立てました。

こうして仕事と東京での暮らしに別れを告げ、これから新たな人生が始まるのだと、自分は今まさに人生の節目にいるという実感が沸いています。

もちろん人生甘くはないし、どのような道を歩むかは自分次第。

スペインへの旅も思い切った部分がありますが、決断したからそれが全てだと思いたくはない。
どこに行ったって自分は自分なのだし、旅によって劇的に自分が成長するわけでも、自分について完璧な答えが見つかるわけでもない。

だからこそ、今の自分を客観的に見つめながら、旅でしか味わえないことをめいいっぱい経験したいと思っています。

そうして、まだ漠然としているのですが、将来的には自ら何かを創造し生み出すことを生業にできたらステキだなと考えています。

料理を作ったり文章を書いたり、0から何かを生み出すことって簡単そうでとても難しい。
だけれど、自分が生み出したものが誰かの役に立ったり誰かに喜んでもらえるのなら、それ以上に嬉しいことはないと感じます。

令和元年はわたしにとって変化の年です。
変化を冷静に受け止め腹を据え、自分の人生を歩んでいきたいと思います。

ここまで読んで下さって、本当にありがとうございました。



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