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料理日記 第2週目(2019.4.29〜5.5)

先週、突如始めた料理日記も第2回目となりました。
第2週目の記録、細々とではございますが始めていきたいと思います。

●4月30日(火) なかしましほさんのバナナブレッド

ここ最近よく作っているのが、なかしましほさんのレシピのバナナブレッド。

バナナを使ったお菓子が作りたいなとネット上を散策して見つけたのがこちら。
作り方は非常に簡単、バナナ2本を切ってつぶし、材料を全て混ぜ生地を作り、あとはクッキングシートを敷いた天板に生地をこんもり盛って焼くだけ。

型を準備する必要もなし、生地を混ぜるだけで失敗する心配もなし。コツと言えば熟したバナナを使う、ただそれだけ。
ミルクやコーヒーとの相性もよく、朝ごはんにも最適。

でろーんと天板の上に広がった生地がレンジの中でもこもこと膨らむ様子は見ていて楽しく、それと共にバナナの香りがふんわりキッチンに漂ってきて、平和な時間だなあと感じる。

手作りおやつは、こうした作る過程が何より楽しい。
焼き上がる時間もワクワクするけれど、お菓子作りの楽しみは、バナナを熟し始めるところからもう始まっている気がする。

(本当にとても簡単で美味しいので、お菓子作りはハードルが高いなという方も気軽にできると思います!)

●5月1日(水) 手作りハンバーグとマッシュポテト

この日のお夕飯はわたしの希望が叶いハンバーグだった。

母と妹は仕事が休みだったのでお肉屋さんでいつもより良いひき肉を買い、ハンバーグは母が作ってくれた。
わたしはハンバーグに添えるマッシュポテト担当。土井善晴さんの『土井善晴の素材のレシピ』のレシピで作ってみた。

付け合せのソースはケチャップとウスターソースを合わせただけの、ごく普通の家庭のハンバーグ。
お店に比べると全然本格的ではない。でも、家で作るハンバーグは好きな大きさで作れるし、白いご飯と共にもりもり食べられるところも好きだ。

マッシュポテトは、じゃがいもを茹でて裏ごしするのがポイント。
確かに、裏ごしすると滑らかさが全く違い、ちょっとしたお店で食べるような味になった。味付けはバターと塩のみで、じゃがいもの味がシンプルに味わえて嬉しい。

写真はハンバーグに近寄って取るとなんだか殺風景になってしまったのでそれが反省点。
やっぱり写真を考えると、彩りに茹でた野菜を添えてもよかったなと感じた。味は美味しかったけれど、それを写真で表現しようと思うと、やっぱり難しい。

やはりもっと料理の写真やお店の盛り付けを見て勉強しよう。
(だから、料理本やデパ地下を見ていると楽しくて仕方がないのだと思います…!)

●5月3日(金) お昼ご飯に、久在屋さんのお豆腐

京都に帰ってきて何より嬉しいことの一つは、良いお豆腐がスーパーで気軽に購入できる点だ。
この日はお昼ご飯に、前日スーパーで見かけた久在屋さんのおぼろ豆腐を冷や奴で頂いた。

かたすぎず柔らかすぎず、大豆の味もしっかりと感じられる。
京都は水に恵まれているから豆腐も美味しいとよく聞く。確かに京都の豆腐はまったりと優しい食感でとても美味しい。

特に絹ごし豆腐は柔らかすぎず、小さく切ってお味噌汁の中に入れても角が崩れない。
水と大豆そのものが良いということもあるけれど、そうした質感も美味しさの要素だと感じる。

薬味のネギは地元産の九条ネギで。万能ネギと白ネギの間くらいの食感で水分が多くシャキっとしている。
ネギ独特の苦味も少なく、メインを生かしてくれるその姿が好きだ。

そういえば話が脱線してしまうのだが、先日のTV番組『土井善晴の美食探訪』は「春の京都“美味しいに決まっている店”スペシャル」という放送回だった。土井先生が各地の名店レストランを訪れる食番組だ。

その回を見ていたら、土井先生がある店で京野菜を使ったフレンチを食べながら、いつものように優しく「京野菜は気が利いていて 楽しませてくれるよね」と仰っていた。
わたしはこうした土井先生の表現が大好きで、特にこのフレーズはすかさずメモに書き留めた。
初めて聞いた瞬間は、頭の中が「?」となるのだけれど、その言葉の意図は何なのか、土井先生がどうしてそう仰られたのか、それを自分の頭で考え、何となくこういうことかなと謎解きのように理解するそのプロセスが好きだ。

冷や奴に乗った九条ネギも、土井先生が仰っていた「気が利いている」という表現がしっくりするのかな、とふと番組を思い浮かべた。

そして、写真の器は先日購入したものを早速使ってみた。和食に合う器が欲しいなと思って選んだものだ。
お茄子の炊いたんなんかも良い感じに見せてくれそうで、これからの季節大活躍の予感。

やっぱり器が良いと食べ物が生き生きとして、より美味しそうに見える。
そして何より器そのものが可愛くて、愛着が沸いて楽しいなと思う。

●今週の振り返り

実家にいると、母が当たり前のように料理をしてくれる。
わたしが「するよ」と言っても気付いたらもう作っていて、実家の台所を母から奪うわけにもいかないし…何てことを思っていたら今週は品数が少なくなってしまったことが反省点だ。
母が優しく料理を作ってくれるなんて、こんなにありがたいことはない。でも、自分の料理上達のためにももう少しわたしが料理を作る!と宣言しなければと感じた。

また、写真にも映える器が欲しいなと思い街を散策するも、思うようなものが見当たらず、不作に終わってしまった。
だが限られた持ち物の中でできることはあると思うので、その点を重点に置き来週に生かしていきたい。

そして、街を歩く時もテレビを見る時も、食に関することに普段からアンテナを張り巡らせると発見がたくさんある。
自分の好きなことにのめり込んでいくと、だんだんと周りの友人と話が合わなくなってくるのではと心配な部分もあるけれど、気にせずこの調子で進んでいきたいと思う。

今週も、ここまで読んで下さり本当に本当に、ありがとうございました。











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