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それでも僕は「百合」を作り続ける。

どうも。舞台の脚本・演出家やってます。淡乃晶です。

fragment edgeという団体で女性キャストオンリーのお芝居を作っています。そのほとんどが「百合」と呼ばれる、女性同士による人間関係のお話なので、百合演劇/百合芝居なんて呼ばれる事もあります。まだまだ活動3年目の未熟者ですが、何卒よろしくお願いします。

実はこのノート前に一瞬公開したのですが、なんだか恥ずかしくなって消してしまいました。しかしやはり自分のことを発信する媒体も必要だろうと思い直し、こうして舞い戻って来た次第です。チキンなので、いまこうやって文章を書いている間にもビクビクが止まらない訳ですが「作り手の裏側」とか「淡乃晶がどんな人なのか知りたい」という一部のコアな層に向けて、少しずつ情報を出せたらいいなと思ってます。

なので「そんなの興味ネーヨ!」とか「百合に男の考えとかはいらねえ!壁になってくれ!」とか思った方はブラウザバック推奨です。特に後者の方は、僕と同じ考えなのでむしろ健全です。時々僕も稽古場で百合シーンを作っている時「なぜ男の自分がここにいるんだろう……消えてしまいたい」と思うときがありますからね。いえい。

さて今回は僕の簡単な自己紹介をして終わりたいと思います。とりあえず以下、公式プロフィール。

<淡乃晶(あわのあきら)

舞台脚本・演出家。東京都出身の1991年生まれ。早稲田大学卒業。fragment edge代表を務める。『百合』をモチーフとした作劇、少女の儚さや美しさを際立たせる演出を得意とする。2018年4月には脚本・演出を担当する2.5次元舞台『舞台版 華枕』の上演を控えている。

はい。あんまり説明することはありませんね。

漫画・アニメなどジャンル問わず百合作品が好きで、百合作品を作る為にお芝居を続けています。勿論、他のジャンルが嫌いな訳ではありませんし男の子も描く事はありますが、百合作品を作る事は僕のライフワークです。例えこれからどんな方向に進んでいっても、百合作品を作る事はやめないと思います。舞台演劇というフィールドにおいて、百合の可能性を広げるために試行錯誤する毎日です。

最後に今年開催された百合展2017挨拶文の一部を引用させて頂きます。

「百合」ってなんだろう?未だ漠然としています。女の子二人がいれば百合――恋愛感情に限らず、友情や愛情、敬愛、嫉妬、憎しみといった強い感情がともなえば百合だと個人的には思っていますが、断言は出来ません。それぞれが百合だと思ったものが、百合です。(綾奈ゆにこ 百合展2017挨拶文より)

カタチの定まらない熱い想いがここにはある。僕たちの気持ちを最果てに連れて行ってくれる百合作品を目指して、活動を続けています。

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