グッバイ公務員〜チャンスの扉〜「はじめに(無料公開)」

【2019.1.09 note初版】

【アップデート】

2019.1.9 :書籍版の内容を全て掲載

2019.1.9 :【note版限定】「もう1つのおわりに」追加掲載

2019.1.21:【note版限定】「自分を仕事」にするために必要な2つのワークスタイルと「緊急度」と「重要性」という2つのポイント 追加掲載

2019.1.25:【note版限定】元公務員の無名フリーランスでもクラウドファンディング達成!やってはいけない/やっておくべきこと20のポイント



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「好きなことを仕事にして生きていきたい」と伝えると、「仕事は楽しいものじゃないし、それでメシが食えるのか?」と言う人がいます。

あなたがこの本を読んでいる今も、日本のどこかで世代や立場を超えてこういった言葉を呪文のように子どもに浴びせている人がいるかもしれません。

そしてあなた自身も過去に周囲の無理解な態度や言葉で自信を無くし、夢に向かって挑戦することを諦めた経験があるのではないでしょうか。


なぜ大人は子どもを信じて挑戦させられないのか

さすがに「子どもに勉強させて苦しめてやる!」という大人はいないでしょう。

「それでメシが食えるのか?」と言ってくる大人も、これまで生きてきた中でいろんな人からこういった言葉を浴びせられ、自分の冒険心を抑え込み、勉強に時間と労力を注いできたのではないでしょうか。

また、世間でいう、「社会のレール」に乗った経験から、「大学に進学させて安定した企業や役所に入らせることがこの子のためになる」と信じ込み、「それでメシが食えるのか?」と言ってしまっているのです。


なぜなら、価値観は過去の経験から作られるからです。



この「負のサイクル」によって今も大人が子どもから、夢に向かって挑戦する機会や自主性を奪っているのではないでしょうか。


詳しくは後でお話ししますが、子どもの頃をふりかえってみると、ぼくは公務員を目指すような子どもではありませんでした。

なぜなら、小学生時代の主な栄養源は『週刊少年ジャンプ』と『ドラゴンクエスト』で、中学からはロックバンドの活動に没頭していた学生だったからです。


学校生活では「点をとるための勉強」が苦手だったので、大学受験に二度失敗した時、「自分は勉強ができないから他の道で生きていくしかない」と思っていました。結局は親の願いもあり、公務員試験対策の専門学校に進学し、毎朝6時に家を出て終電まで勉強詰めの日々を送り、なんとか公務員になることができました。 

しかし、この本の『グッバイ公務員』というタイトルからおわかりの通り、2018年3月末をもって公務員を退職しました。 


ぼくが「退職する」と言った時の周りの反応は、

「もったいない......定年まで働けるのに辞めるなんてバカか?」

「これからどうするんだ?メシは食べていけるのか?」

35歳、2児の父ですから、周りからするととても理解ができない行動だったでしょう。「応援してるよ、何かあったら力になるから!」と言ってくれたのは100人中1人でした。

今の日本社会では、民間企業の終身雇用はすでに崩れ去り、「これからはあらゆる仕事がAIやロボットに奪われていく」と言われています。

そんな不安定な時代のためか、「親が子どもに就かせたい仕事ベスト3」(『小学一年生』(小学館)2016年調べ)という調査の結果を見ると、男女ともに「公務員」がランクイン。「この不安定な時代に公務員を自ら退職するのはバカだ!」と思われても仕方ないのかもしれません。


そんなぼくがこの本であなたに伝えたいこと

公務員を退職する前後にぼくのTwitterのDMには約100通の応援や相談メッセージが届きました。

ぼくが公務員試験を受けていた15年前もそうでしたが、「公務員」についての情報を得ることが難しいのです。その相談を受けて、本書は次の4章で構成しています。

第1章 「ぼくが公務員になるまでのこと」
第2章 「14年間公務員として働いて感じたこと」
第3章 「公務員を退職した理由」
第4章 「公務員退職後に挑戦すること」


今の時代はSNSがあり、誰もが発信者になれることや、テクノロジーの発達と普及によって、働き方やライフスタイルに対する人々の価値観が多様化しています。

「好きなことを仕事にして生きていきたいけど、現実的に考えると安定している公務員や企業に就職にした方が良いのかな......」

「公務員になるのを勧められるけど、公務員のことをよく知らないし、教えてくれる人がいなくて困っている」

そんなふうに感じているあなたに、公務員のポジティブな面とネガティブな面との両面を知ってもらった上で、納得して公務員を目指すのか、それとも別の道に進むのかを検討していただければ幸いです。 

また、「公務員として働いているもののやりがいが感じられず、退職したいけど辞める勇気がない......」という人もいると思います。そんなあなたの参考にしていただければと思っています。


ぼくの公務員退職後の目標は、誰もが自分の人生を自分で決定していける社会にすること

この目標を見て、どう感じましたか?

「あまりにも普通な目標じゃないか」と思われましたか?

しかし今、この普通のことができている人はどれだけいるでしょうか? この目標を達成するためには、

・自分のやりたいことを自分で理解すること

・夢に向かって挑戦する人を支える文化をつくること

最低でもこれら2つの課題をクリアする必要があります。 これらをどんなふうにクリアしていくかは、第4章で具体的にお話します。


人生は一度きりです。

その主役は他の誰でもなく、自分自身。

「なんとなくした選択」で時間を無駄にしてほしくありません。


この本が、あなたにとってこれから始まる「冒険の旅」の第一歩を踏み出すきっかけになることを心から願っています。


2018年9月

HARU



「グッバイ公務員〜チャンスの扉〜」目次

第1章 ぼくが公務員になるまでのこと

誰もが好きなことに没頭できる力を持っている

人生を豊かにするエンターテイメントのチカラ

 ・子どもの没頭力を奪う「強制」と「禁止」

 ・一目置かれるには好きなことに没頭するのみ

「受験」は、子どもの「没頭力」を奪う魔物

人間性という「体温」の消失

存在価値は黒いスーツのお兄さんが教えてくれた

「点」を打ち続けると未来につながる


第2章 14年間公務員として働いて感じたこと

ハロー公務員

思いのないロボット公務員

気づけなかったSOS

ええことやってんねんから胸張れ!

全国最下位からトップへ

圧倒的に上司有利の上下関係の世界

やりがいを生み出す方程式「差異×理解=価値」

人々の感謝・感動を生むPRのチカラ

蘇っていた没頭力


第3章 公務員を退職した理由

ピラミッドの外からピラミッドの形を変えていく

業界内の「当たり前」や「前例」に縛られ続ける公務員

尊敬すべき対象は年齢ではなく経験値

「社会のレール」からの自立

「好きなこと」に没頭すると仕事がやってくる

公務員だからできないこともある

自分の人生を他人任せにしてはいけない

AI・ロボットから一番遠い存在になりたい


第4章 公務員退職後に挑戦すること

物語を創造できるのは人間だけ

「ルイーダ(仮)プロジェクト」で、教育とまちづくりをアップデートする

時代は『ドラクエ』に追いついた

「トークンエコノミー」で新時代のまちづくりを


おわりに

「おわりに」全文


noteマガジン限定記事(著書未収録)

グッバイ公務員 もう一つの「おわりに」全文

「自分を仕事」にするために必要な2つのワークスタイルと「緊急度」と「重要性」という2つのポイント

・元公務員の無名フリーランスでもクラウドファンディング達成!やってはいけない/やっておくべきこと20のポイント



▶︎NEXT

誰もが好きなことに没頭できる力を持っている


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お子さん、お孫さんの成人式・誕生日のプレゼントなどの場合、宛名を教えていただければその方のお名前を書かせていただきます。この本を一緒に読んで、これからの時代の「本当の安定」とは何かを考えるキッカケにしてみませんか。


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読書を購入したり活動経費とさせていただき、その経験を記事でリターンします😁

最高ミルフィーユ!
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HARU

グッバイ公務員〜チャンスの扉〜

2018年9月29日、この本が完成したときに元公務員(いまはフリーランスで活動中)のぼくは、次のセリフを叫びました。「もっと早くこの本があれば…!」なぜそう叫んだのかというと、現役公務員時代、ぼくは「公務員を辞めて自分の好きなことで働きたい」と思っていたものの、ここまで自分...
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