「やって当たり前」と思われていて悲しい時の対処法
おはようございます、水樹ハル(@harumizuki423)です。
普段はカウンセラー・作家として活動しながら、人生の停滞感を打破できるただ1つのオンラインサロン「自分を知る学校」を運営しています。
今回のテーマは!
「やって当たり前」と思われていて悲しい時の対処法です。
その前に少し、1つお知らせをさせてください。
5/12の13時からオンラインイベントを開催させていただきます。
これは、著書【家庭編】人間関係は自分との付き合い方が9割の
読者限定のオンライン講演会です。
対象は、ママさん、パパさんです。
この本を読んでいて、
「ここ、もう少し質問したいなぁ」
「私の場合だと、どうしたら良いんだろう?」
というふうに感じたその質問について1つ1つお答えさせていただきます。
読者の方の疑問を解消し、家庭の人間関係をより良くしていただけたらと思い、開催させていただきます。
オンラインイベントの参加は無料です。
参加するには、この著書の最後の一文の「キーワード」が必要になります。詳しくは本の最後の、「参加方法」をご覧ください。(※講演会のアーカイブが残るので、合間を見てご覧いただけます)
ワンオペ育児で問題を抱えている方、本に興味のある方は、この本の「まえがき」を無料公開しているのでぜひチェックしてみてください。
それでは、ここから本題です。
カウンセラーとして活動していると、次のような質問をいただきます。
ハルさん、こんにちは! あるYouTuberさんの頼み事に関して、今までサムネイルやデザインを無料で全て請け負ってきました。ただ、今回の頼み事は、1週間つきっきりで直すぐらいの案件なので困っています。お世話になってはいるものの、この件によってスキルは上がりません。ただ、労力がいるだけです。私が仕事が早いために、「簡単にできるもの」と思われており、苦痛に感じ始めています。私がデザインしたこともPRしてくれていないので、当たり前感もあって寂しいです。どう考えて対応すれば良いでしょうか。
「簡単にできる」とか、「当たり前に思われている」というのは辛いですね。
こういう状態だと
・モチベーションが上がらないけど、断りにくいな・・・
・信頼関係が崩れ気味で素直に応援できない
・前向きに作業できない
という状態になってしまっているかもしれません。
今回のようにぐるぐると悩み続けてしまう原因は、相手方の慣れによって、「信頼関係」が感じられないからですね。
人って、やってもらっていることに慣れる生き物なんですよ。
どれくらい慣れるのかというと、、、
・1億円当選
・事故にあって半身不随
という出来事があっても、最初はビックリしてもどちらもだんだん受け入れて、慣れていくという科学的な研究結果もあるんです。
「え?そんな大きな出来事でも???」
と思われたかもしれません。
でも、人間にはやっぱり良くも悪くも適応力があって、慣れてしまうんですね・・・。いつもやってあげてばかりだとどうしても慣れられてしまうんです。
なので、そのYouTuberさんもつい、悪気なく慣れてしまっているのではないでしょうか。
とはいえ、「慣れられる」って、寂しいですよね。
「この人のためなら、力になりたい」とか「必要とされている」という気持ちがあるのであれば、行動しやすいものですが、そういう気持ちも湧いてこない。とても辛い状況ですね。
こういった前提があるわけですが、ここから今回の問題や原因を解消するための解決策を説明していきます。
まずは「客観的にメリットを再確認する」について確認していきましょう。
解決策:メリットを再確認する
人間関係は、大きく分けて信頼関係と、利害関係の2階構造で成り立っています。
今回は、信頼関係が崩れているので、メリットに注目して考えていきましょう。今回の場合のメリットは大きく分けて、3つあります。
①スキルアップになるか
②宣伝になるか
③実績になるか
デザイナーとして活動をし始めた頃であれば、応援したいYouTuberの方のサムネイルやデザイン面をお手伝いしたいなと思うと思うんです。やっているうちにスキルアップになるのであれば、時間の自己投資になりますよね。
YouTuberさんもデザイナーさんもwin-winだと思います。
でも、長く続けていくにつれて、「これ以上やってもスキルアップしないんだよなぁ・・・」と感じるものも出てくると思うんですね。そこまで行っているのであれば、①のメリットはありませんよね。デザイナーさんの時間を奪う行為になってしまいます。
続いて、メリット②「宣伝になるか」について。
相談内容から見ると、このYouTuberさんは、このデザイナーさんがサムネイルとかを作ってくれたことをSNSで紹介や宣伝をしていないようですね。これだとデザイナーさんの仕事が増えないし、認知もされないですよね。こちらのメリットも無し。デザイナーさんの時間を奪う行為になってしまいます。
そして、メリット③「実績になるか」について。
これについては、なりますが、②で宣伝してもらえないのであれば、ちょっと弱いですよね・・・。
以上のように、メリット、利害関係の面でもかなり弱い状態になっています。
解決策②:アイメッセージで伝えよう
以上のように、信頼関係もメリットも弱い状態になっている状態です。
こうなると、慣れているYouTuberさんに正直に気持ちを伝えるのも1つの解決策です。
でも、相談内容から見ると、「断ったら関係が悪くなるかな?」と心配していることも見受けられます。
でも、伝えること自体は悪いことではないんです。
ポイントは「伝え方」です。
普段、カウンセリングしていると、伝え方が上手い人と、下手な人がいるんです。まず、下手な人はどういうふうに伝えているかというと、、、
「なんで、あなたはわかってくれないんですか!」
「こんなに頑張っているのに、認めてくれないんですか!」
というように、「相手」を主語にしたYouメッセージで感情的に伝えてしまっているんですね。「あなたのこういうところはダメです」という「指摘」です。
人は「指摘されること」を素直に受け入れることが、つい、できません。言われて感情的になってしまう人も、やっぱりいます。
じゃあ、どうするかというと、、、
「自分」を主語にした、Iメッセージで伝えるんです。
例えば、
「結構時間をかけて作っているので、私が作ったことをシェアしてもらえたら、私は嬉しいです」
「早くできて当たり前と思われているのは、私は悲しいです」
という感じにです。
相手をコントロールしたり、責める感じではなく、自分の気持ちを素直に出すこと。
これまでのカウンセリング経験から、日本人はついYouメッセージで言ってしまって人間関係トラブルにつながってしまいやすいんですね。この原因は家庭環境や学校教育で「なんで、あなたは〇〇できないの!」というようにYouメッセージを浴びてきたからではないか、と感じています。
相談を聞いていて、そういう傾向がかなりあります。
「環境って大事」ですね。
この、Iメッセージで伝えてみると、YouTuberの方の人間性が見えると思います。もしかしたら、発信で一杯一杯で視野が狭くなってしまっているかもしれません。
今回の件だけではなく、Iメッセージを意識して、後悔のないように伝えてみてください。
今回のまとめ
・人は慣れる生き物なので、つい感謝を忘れてしまう
・メリットを客観的に確認してみよう
・Iメッセージで、客観的に気持ちを表現してみてはどうか
ということでした!
今回も、「自分との付き合い方」を見直して、前に進む」という内容でしたね。最後まで聞いていただき、ありがとうございました!(SNSなどで今回のあなたの感想を #ジブキュー とこの記事のURLを載せていただけると嬉しいです。知りたいです!全て読ませていただきます。)
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仕事や人間関係で停滞している方は、ぜひ覗いてみてください。
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ハル(@harumizuki423)
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