見出し画像

使っているのは5000人?あまり知られていないiPhoneのスゴさ

スマホ、AI、ロボットの発達と普及がすすんでいることで、ぼくたちの生活はとても便利なものになっています。

でも、テクノロジーがいくら進化しても機械の操作が苦手な人もいますし、「iPhoneでそんなことができるの知らなかった!」という人もいます。


ここで、あなたに質問させてください。

iPhoneに音声読み上げ機能の「ボイスオーバー」が標準装備されていることを知っていましたか?

この機能を使うと、目が見えなくても、iPhoneを使って天気や電車の乗り換え案内やメールなどをはじめ、生活に役立つアプリがスムーズに使えるようになるんです。

iPhoneの「設定」を押して、「一般」→「アクセシビリティ」→「Viceover」で設定できます。



全国の視覚障碍者と言われる人は30万人、その中で点字の読み書きができる人は3万人、さらにその中の5000人しかスマホを使用していない

ぼくがこの機能を知ったのは、目が見えないお子さんを持つお母さんをサポートするための活動をおこなっているあずささん(@azu_nsd)と知り合い、講義の動画編集やPRのサポートをさせてもらうことになったことがきっかけ。視覚障害者でiPhoneを使ってる人はまだまだ少ないんです。


目が見えないと、移動したい時や情報を知りたい時に困ります。


「情報」については、パソコンやスマホの発達と普及で取得しやすくなってきていますが、これらを使ってる人と使っていない人の数に大きな差があるんですね。一昔前の「見える人と見えない人の情報格差」が、視覚障碍者の中で発生している。そんな現状だと教えてもらいました。


あずささんは講演活動で東京から横浜まで出張したり、行ったことのない場所でもiPhoneのナビや乗り換え案内を使ってどのように向かえば良いのかを理解して移動しています。(ホームや改札の場所など細かいことは駅員さんや周りの人の協力を得ながら)

目が見えなくてもiPhoneを使えばできることが増える。それを伝えていきたいなと思い、今「ある動画」を作っています。


目が見えない人がどのようにしてスマホを使っているのかを伝える動画を制作をしています

この動画は、「目が見えない人が実際にiPhoneを使っているところを見たことがない」という、目が見えないお子さんをもつお母さんの間で広まってほしいと考えています。


あずささんがサポートされている、視覚障害のお子さんがいるお母さんたちは、情報をつかむのがうまく、スマホを使っている方も多いんですが、ネットやSNSで「目が見えなくてもスマホを使える」という情報を知っても、「見えなくてスマホを使えるのは特別な人だけ」だと思っているお母さんたちもいます。

「うちの子は無理」と思ってしまっているのかもしれません。


あずささんも、最初iPhone持ったときは何度捨てようと思ったかわからない
し、「こんなの使えない」と思ったことは1度や2度じゃなかったそうですが、どうしてもLINEがしたかったので使ってるうちに、使えるようになったと言っています。


あずささんの旦那さんは2011年から「これは絶対目が見えない人の生活を変えるものになる」とiPhoneを使うアーリーアダプターだったそうです。この時期は、ガラケーを使う人も多かったですよね。(当時のあずささんは、「なんでこんなもの使うのかな、あほかな(この「あほかな」は関西弁でいうあいさつ。出身は兵庫県。)」と思っていたそうですよ(笑)


落合陽一さんの活動を見ていてワクワクするんですけど、テクノロジーは、あらゆる障害を取り除いていってくれると信じています。それを理解しやすく伝えていきたいとぼくは考えています。

この動画の制作が終了したらお知らせするので、その際はシェアをしていただけたらうれしいです。


最近、再生回数が急上昇しているあずささん出演のドキュメンタリー↓↓

あずささんの詳細プロフィールを見てみる


あずささんと一緒に仕事することによって、視覚障害やテクノロジーに対しての価値観が変わりました。目が見えないお子さんを持つお母さんが「知識をもつ」ことで、そのお子さんの人生が豊かになる可能性は高いです。


この記事を知らせたいと思った方は、シェアしてもらえるとうれしいです。


ハル(@harumizuki423


Twitter・詳細プロフィール

この記事は無料開放記事です。

間違って購入しないようにしてください。

SNSなどシェアいただけるとうれしいです。


ここから先は

0字

¥ 100

いただいたサポートは、ありがたく活動費にさせていただきます😃