【誰もが笑って暮らせる社会を創る #3】
こんにちは、水樹ハル(@harumizuki423)です。
先日からお話させていただいていることですが、「誰もが笑って暮らせる社会を創る」という理念を掲げ、福祉・介護業界でコンサルティング事業や事業所展開をしている大阪の株式会社インクルージョンのYouTubeチャンネルを担当させていただいてます。
この動画を編集してる時にすごく学びになるところが多くて・・・福祉の現場で働いてる方はご存知かもしれないんですけど「就労支援員」っていう仕事があるんです。
このYouTubeチャンネルに出演して福祉業界のリアルや就労支援の仕事のリアルを伝えているのが、新入社員の「まえあす」こと、前田あす香さんです。
先輩にいろんなアドバイスをもらいながら一人前の就労支援員となることを目指してチャレンジしているこのチャンネル。2本目の動画では「就労支援の目的って何?」がテーマでした。
▼自分の仕事は何のためにあるのか
自分の仕事の「目的」や「意味」を感じながら働けることってすごく「精神的な豊かさ」をもたらすと思うんですね。
とはいえ、新入社員の時には、
「この仕事って社会にどんなインパクトが与えられるのかな?」
という意義とかってなかなか感じにくいじゃないですか?
こう話しているぼく自身も、公務員時代はなかなか自分の仕事の意味を見出せなかった時期があったのですごく思うところがあります。 難しいところであるこの問題をクリアできれば、楽しく働ける人が増えそうじゃないですか?
新入社員まえあすは、ベテランの就労支援員の先輩3名に「就労支援の目的って何なんですか?」と質問をしたんです。 3名の答えを要約すると、、、
「利用者さんに自分の強みを知ることをサポートして、役割を持ってもらって働く事を支援すること」
です。
「利用者さんの障がいの特性やキャラ・個性を一括りにせず、一人ひとりに向き合って一人ひとりのペースで進めてもらう・・・それが「就労支援の目的なんだなぁ・・・」と編集しながら学ばせてもらいました。
▼一律の基準の評価によって起こる問題
先日ある保育士さんがTwitterでツイートされてたんですけど、保育園、幼稚園では一人ひとりの園児の成長スピードには結構差があるじゃないですか。だから一人一人と向き合うことが保育士さんのやりがいだったりすると思うんですね。
でも、小学校の先生になると一人一人と向き合うことってめちゃくちゃ大変だと思うんです。ぼくもカウンセラーとして活動しているしコーチングやってるんですけど、30人1クラスで一人一人と向き合うことってかなり大変だと思います。1日1人でも土日も抜きですもんね。
「生徒一人一人と向き合うんだ!」
という高い意識で先生になったけど、学校内の常識とかこれまでの当たり前に縛られたりで自分を発揮できなくてモヤモヤしている先生も多いと思います。
就労支援員という仕事は、一人ひとりの利用者さんと向き合って、その人の強みを大切にしながら役割を持って楽しく働いていただく仕事なので、保育士さんに近い仕事なんだなとぼくは感じました。
一律ではなく、個別化を徹底する覚悟
インクルージョンのベテラン就労支援員の先輩のコメントで印象的だったのが・・・
「利用者さんが100人いれば100通りの支援方法があって、どれが正解なのかは利用者さんによって異なるからわからないんだよ。実践してみないとどれが利用者さんに合ってるかわからないんだよ」
です。
まえあすは、この先輩のコメントをもらって、「私は現場で学び続ける就労支援員でありたい」とコメントしていました。新入社員として日々慣れるのでいっぱいいっぱいな中、そういう気持ちを持って働いています。
福祉、障がい者支援の仕事に興味があるあなた、「まえあすを応援したいな」というあなたは、ぜひYouTubeチャンネル覗いてみてください。
今回の動画:【就労支援ど素人】就労支援について先輩支援員に聞いてみた!
▼前田あす香のInstagram
このチャンネルを担当している、ぼくの目的は、福祉・介護業界で経営に苦しんでいたり事業所の立ち上げに苦労されている人や、業界に興味あるけど仕事内容がわからなくて迷っている人が、このインクルージョンの存在を知ってもらうこと。仲間になってもらい、みんなで「誰もが笑って暮らせる社会を創ること」です。
次回のエピソード
株式会社インクルージョンのこのプロジェクトについては、noteマガジン「月刊水樹ハル」で連載しています。このマガジンでは、他に「チャレンジできる家族を増やすためのお金の知識勉強会」をはじめ、「生きるに値する社会」を作るためにチャレンジしていきますので、見届けていただけたら嬉しいです。
ハル
【株式会社インクルージョンの挑戦ストーリー(連載第1話)】
【家族の夢や未来を守り切るためのお金の知識勉強会プロジェクト(連載第1話)】
▼水樹ハルの著書
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水樹ハルの「まだ世には出せないお話」
ストーリー制作専門のWebライター、カウンセラーとして、「チャレンジを応援しあえる世界」を実現することを目指す、水樹ハルのnoteマガジン…
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