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大井川鐵道 新金谷駅

Day out with Thomas and Friends

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9月の連休では子どもの誕生日プレゼントとして大井川鐵道の「Day out with Thomasトーマス号」を予約して乗車してきました。

大井川鐵道 新金谷駅 Oigawa Railway Shin-Kanaya station
Tel: 0547-45-4112(9:00〜17:00)
住所: 静岡県島田市金谷東2丁目1112-2 
Web: http://oigawa-railway.co.jp/

大井川鐵道は金谷駅~井川駅を結ぶ私鉄ですが、SLは新金谷駅~千頭駅間で運行されています。
公共交通機関であればJR東海道線金谷駅まで来てから、大井川鐵道金谷駅で乗り換えるとアクセス可能です。

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トーマス号が運行される週末は新金谷駅に子連れファミリーが集まり、駅構内はトーマス一色になります。
トーマス号は10:30頃に新金谷駅を出発して千頭駅へ、15:30頃にまた千頭駅から新金谷駅に帰ってきます。
トーマス号を見たければこの時間に駅で待ち構えていましょう。
駅構内は入場無料なので見学する家族連れや撮り鉄の方々も多くいました。

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新金谷駅に帰ってきたトーマス号は乗客を降ろした後に、下り運転に方向転換するために転車台で回転します。
この回転を見ようと転車台の周囲に人が集まってきます。
有料エリアの車両整備工場側は人が少ないので、トーマス号を真正面から間近で見られる特等席でした。

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新金谷駅の車両整備工場ではトーマス号運行日に限って内部を見学することができます。
車両の展示に加えてSLにくべる石炭が積まれていたり、整備工場内部の様子が見て取れます。クリスマスで使う大きな赤い帽子がホコリを被って置いてあったりとリアリティがあります。

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工場前には赤い車体のジェームス号が展示されていました。
このジェームス号は夏休み期間の週末だけ運行されたそう。
今年のトーマス号の運行日数が174本に対して、ジェームス号は32本と圧倒的に少ないので乗車できたらレア度が高いですね。

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この夏に新登場した「特殊消防車・フリン」も頭上からミストを吹き出していて、近づくと濡れます。
正直、この年になるとそれぞれの顔と名前が一致しないので、フリンと言われても見たことあったかしら?となりました。

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工場内部では実際に火花を散らして溶接をしている作業員さんの姿もありました。

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見学している最中でも金谷駅~千頭駅間で運行されている普通列車が通過していきます。

トーマス号が運行されている日は小さな子連れファミリーが大集結します。
家族連れにとっては子どもが喜ぶ楽しい場所になりますが、一般的な鉄ヲタの人からしたら「駅がテーマパークになってしまっている…」と思うかもしれません。
そうした方は通常のSLが1日1往復は運行されているので、発着時を狙って見学したり撮影するのが良さそうです。

トーマス好きなお子さんを持つファミリーにとってはあれもこれも乗りたい!やりたい!欲しい!が間断なく発生するので要注意です。
息子は併設されたお土産やさんにあったプラレールにドハマリして、引き剥がすのに苦労しました。
他にもトーマスグッズが山のように販売されているので、子どもは全部欲しい!となり、親としては取捨選択が難しかったです。
冷静に「あとでネットで買った方が安い…」と思って、飲食を中心に最低限だけを買い与えました。

新金谷駅に到着した時、蒸気を上げて走るトーマス号を見て息子は唖然としていました。そんな姿を見て、連れてきてよかったなと思いました。
小さいながらにトーマスはテレビの中のものだと思っていたので、本物のトーマスがこの世にあるなんて!と驚いたようです。

実際、鉄ヲタの私が驚くほどにトーマス号は高いクオリティでした。
そして、本当に線路を走る姿を見ると心が動かされるものがありました。

翌日は朝からトーマス号に乗車しますので、そのレポートはまた次回。

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