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大井川鐵道 千頭駅

Oigawa Railway Senzu Station

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大井川鐵道きかんしゃトーマス号でやって来た大井川線千頭駅には、大人の鉄ヲタも楽しめる要素があります。

大井川鐵道 千頭駅 Oigawa Railway Senzu Station
Tel: 0547-59-2065
住所: 静岡県榛原郡川根本町千頭1216-5
Web: http://oigawa-railway.co.jp

まずは南アルプスアプトラインのアプト式電車が停車しています。
この電車は山の急勾配を歯車で噛み合わせて登るアプト式鉄道を採用している日本唯一の電車です。

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SLはほぼ毎日運行されています。
大井川鐵道はもともと観光鉄道としてSLの運行と保守メンテナンスの実績が高かったことから、トーマス号の権利関係を持つソニー・クリエイティブプロダクツと契約を進められたという話があります。

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大井川鐵道大井川本線ではトーマス号やSLだけでなく、普通列車も運行されています。
普通列車はやや車体が古いものの車内は冷房が効いていて蒸気機関車よりも快適に過ごせそうです。
よほどの車体鉄ヲタやSLファンでない限りは往路復路のどちらかは普通列車で全然いいと思います。
復路は主人と息子含めて半数以上の席で、ファミリーの皆さんは疲れて寝ていました。
せっかくのSLに乗れても記憶が全く無いので勿体ないなと思った次第です。

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千頭駅のそばにある大井川では浅い河原が広がっていて、往路の出発まで川遊びをしました。
駅近くには親水公園もありますし、我々は橋を渡ってつつみ遊園地という河原の公園のあたりまで行きました。

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帰りの便まで3時間ほどあるので、食事ができて温泉ができるところを探していたら千頭駅の対岸に見つけました!

千頭温泉旬
Tel: 0547-59-1126
住所: 静岡県榛原郡榛原郡川根本町東藤川669-1
Web: http://www.senzu-onsen.jp

千頭駅から橋を渡って歩くこと10分で「旬」と書かれた暖簾が見えます。

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お食事どころでは静岡おでんやヤマメの塩焼きがありました。中でも天ぷらそばは、どれもサクッサクに揚がっていて山菜の新鮮な苦味が美味しくて感動しました。
お風呂は小ぢんまりとした内湯と露天風呂の素朴で家庭的な設えですが、滑らかな泉質で良かったです。

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そうこうしているうちに復路のSLが発車するので千頭駅に戻ります。
トーマス号と異なり、SLでは客車が引っ張られている感覚があったことと、上記が黒くてトンネルでも煙たく感じました。

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ちなみに、今回の宿泊も民泊を利用しました。
Airbnbで見つけた菊川市にある「脇本陣」という民泊で、オーナーさん宅の離れをお借りしました。
事前に息子と伺うことをお伝えすると電車と線路のセットを用意しておいてくださり、これにドハマリした息子は未だに「おじさんのデンシャしたい」と言います。
徒歩圏にお店は殆ど無いのですが、車で5分の場所にスーパーがあるので惣菜と地酒を買ってきて食べました。
新金谷駅までは車で30分ほどなので、周囲に宿泊施設があまりないことを考えると現実的な選択肢だったなと思います。

直前に計画した旅行ながらもトーマス号とSLに乗れて、温泉も入って地元料理を食べてと充実した1泊2日でした。
日帰りで訪れる人が多いそうですが、東名高速道路が混雑すると乗車できないというリスクがあるので、余裕を持って1泊できたのは良かったです。
実際、行きは多重事故で東京から新金谷駅まで4時間かかりました。

もし、トーマス号に興味がある方は2019年は12月頭まで運行しているそうなので検討してみてはいかがでしょうか?

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